北青鵬と落合の世代には熱海富士がいるが、一つの違いは北青鵬と落合に感じる「体の強さ」が熱海富士からはそれほど感じないというところ。もちろん他の力士と比べれば熱海富士も体の強さはあるだろうけど、北青鵬と落合のような破格なものを感じないという意味だ。
「体の強さ」をポイントで見ると、昨年大関から陥落した正代と御嶽海は、相撲の強さや巧さはあっても「体の強さ」を感じさせない力士だった。アスリートとしての強さを感じさせない力士だった。
ただでさえ関脇や小結、前頭の上位陣が渋滞しているポスト白鵬の今、ここに北青鵬と落合ともちろん熱海富士もだが、割って入ると大変なことになりそうだ。59年ぐらい大相撲を見ているけど、一番大変な戦国時代になりそうだ。
若隆景も豊昇龍も霧馬山も、もちろん朝乃山も、大関昇進のチャンスは一回でモノにしないと、凄い星の潰し合いが続く時代が訪れるから、そう簡単には大関になれない。今の上位陣と北青鵬と落合と熱海富士が割が組まれるように時代、もうすぐだな。
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懐かしの映像では、同期の霧島との取組が流されましたが、その力感あふれる廻しの引き付け合いが、当時の土俵の風景を感じさせました。若嶋津に霧島と、当然ですが千代の富士、この鍛え抜かれた力士たちの廻しの引き付け合い、そして展開される大相撲は本当に熱いものでした。
「若嶋津は千代の富士に弱かったから横綱になれなかった」と、これは一つの常套句のように使われることがあります。確かに数字はそうでした。でも数字では測れない土俵の勝負、そこには常に熱戦が展開されました。千代の富士VS若嶋津は、何度もNHKのアナウンサーに「大相撲になりました!」と叫ばせる取組でした。
そして現在、千代の富士と若嶋津と霧島がいた空間に、もっとも近づける可能性がある力士が三段目で勝ち越しを決めました。丹治大賀、これからどんな力士に育っていくか、楽しみです。
当時とは対戦相手も違うので同じような体型で取口で、とは行かないでしょうが、足腰の柔らかさや強靭さを生かした取口で、若嶋津や霧島に近づける、丹治にはその可能性を感じます。
柏鵬時代から北玉時代、そして輪島と貴ノ花の引き付け合いも懐かしいし、次に千代の富士と若嶋津と霧島の時代。近年では朝青龍と白鵬のがっぷり四つの名勝負はありましたが、本当に稀にしか見れません。
次世代の名勝負でイメージ出来るのは、一番は豊昇龍VS丹治兄弟ですね。前回「ゆっくり太れ」と書きましたが、大相撲でよく言われる「3年先の稽古」で、じっくりと強くなって欲しいと思います。
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畳の生活からフローリングの生活に変わったことで足が長くなり、食生活が変わったことで太りやすくなったというのが主な原因と思います。昭和の日本人体型に一番近かったのは、朝青龍や白鵬や日馬富士でした。もう一つはアマチュア相撲出身力士が増え、増えたことは良いことだと思いますが、やはり若いころから体重を増やしていることは問題です。
現在の期待の若手力士である王鵬や琴勝峰も絞ってほしいですし、新十両の北の若は本当に楽しみですが、思っていたよりも太めですね。ギリギリセーフという感じです。もちろんアマチュア相撲だけが原因ではなく、5年ほど前に大きな期待を寄せた貴源治も、その増えていく体重とともに期待度が薄れていきました。
そんな中、4年前の3月場所で70?に満たない中卒力士が入門し、うれしくて「大相撲になりました」で早速書きました。丹治大賀、新体操の経験者で今場所は三段目の八枚目。1月場所中に19歳になる若武者、いよいよ幕下を狙える位置に来ました。相撲協会公式サイトのプロフィールでは、身長186,4?で体重は123,2?とあります。
前相撲の段階でブログに書いた力士が、4年で三段目の上位にまで番付を上げてきて、今は本当にワクワクしております。荒磯部屋ですから、必要以上に体重が増えることは無いでしょう。着実に力を付けていって、ゆっくりと、じっくりと、廻しを引いて、柔らかく、腰もヒザも粘りのある力士へと育ってほしいものです。
そして今回、再び前相撲の力士をブログに書きます。丹治大賀の弟、丹治純です。こちらは中学相撲でベスト16の実績ですが、優勝じゃないところが、むしろ楽しみがあると感じます。身長は183?で体重113?と、兄の大賀よりは体重は有りますが、体のバランスと体幹の強さという力士で一番大切なところが優れているとのこと。
20歳ぐらいまでは、しっかりとした体を作ってほしいものです。成長過程で筋肉が霜降りになると、強い筋肉が出来ないと、これは柔道の関係者から聞いた話ですが、それは当たっていると思います。20歳までに太っていなかった、数多くの名力士が記憶に残っているからです。丹治純の方が、兄の大賀よりも筋肉質という感じはします。
15歳で入門の楽しみな兄弟力士、4年目でもうすぐ19歳の丹治大賀と、15歳の丹治純。久しぶりに、ワクワク感を持っております。このブログではなくてメールマガジンの「まぐまぐ」で、15年前に当時22歳だった日馬富士の横綱への期待を含めて、「ゆっくり太れ!安馬」というコラムを書きました。15年後の今、「ゆっくり太れ!丹治兄弟」を書いております。
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このブログを始めて15年になりますが、ちょうど白鵬が新横綱として登場した直後に始めています。白鵬の横綱時代の始まりと時を同じくして書き始めたわけですから、今さらではありますが、白鵬と白鵬時代とともに書いてきたわけです。だから白鵬時代の締めの意味で、実質5年振りの記事を書きます。
ブログを始めた当初は、昭和40年代の力士の記憶ばかり書いていて、それは15年前ぐらいの、淡白な取組時間の短い相撲が増えていた状況へのアンチテーゼでもありました。朝青龍の一人勝ちの状況への不満もあったでしょうね。
白鵬を初めて見たのは十両時代です。そして白鵬が十両を過ごした2場所は、朝青龍が2場所連続全勝優勝した場所と重なります。朝青龍の全盛期であり、そして朝青龍への対抗馬が欲しいと渇望していたときに、白鵬を初めて見たことになります。
そのとき白鵬を「打倒朝青龍」の力士に成り得るか、と考えながら見た記憶があります。そしてその柔らかい体の動きと美しい四つ身の相撲に、極めて楽しみな力士だと感じました。それと同時に、「もう少しタッパがあったらなぁ」と思ったのも事実でした。
白鵬の身長の情報も無いままテレビで見て、184?の朝青龍よりも小さいと判断してしまったのです。当時から192?あったのに。そんなに小さいと思うほど、白鵬は重心の低い相撲を取っていた、というわけでしょう。
白鵬に続き、琴欧州・稀勢の里・日馬富士・琴奨菊が入幕。少し遅れて鶴竜・把瑠都・豪栄道が入幕し、柏鵬時代や若貴時代を上回る、本当に大きくて長い時代が形成されていきました。この若手力士たちの朝青龍への挑戦も、そして若手力士の同世代間の対戦も、どちらもスリリングなものでした。
一時期は「稀勢の里・豪栄道ブログ」と呼べるほどに、稀勢の里と豪栄道の記事を中心に書いていて、自分は日本人力士贔屓だなと思っていましたが、自分以上に日本人力士贔屓の人は大勢いるなぁ、と感じた白鵬時代でした。大相撲を衰退させないためには、日本人だ外国人だと言っておれない時代に、これからさらになっていきそうですね。
白鵬もネットで様々に言われ続けましたが、いったんはノーサイドですね。例えば白鵬のカチ上げも、最初に見た10年近く前の妙義龍戦から私もいろいろと書いてきましたが、もうそれに言及することもないでしょう。似たようなことがあれば、書くかもしれませんが。
とにかく本当に長くて、そして偉大な白鵬時代が終わりました。新しく書くべきことはあまりありませんでしたが、このブログはある意味で白鵬時代に育てられたようなものなので、それで久々に更新したくなりました。今は照ノ富士時代となるのでしょうが、その次の時代はどうなるものか、楽しみに。
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麒麟児の思い出を書く。申し訳ないが、また「大相撲になりました」のコピーだ。しかし、それが全部ですべてだから仕方ない。では、すみませんがペーストします。
昭和の名勝負として度々取り上げられる富士桜戦、これが麒麟児の一番のイメージだったと思う。もちろん私も、リアルタイムで記憶に残っている大一番だった。
突き押し相撲の代名詞的存在のように思われているだろうし、今回「四つ相撲になったら三段目」といった記事も見つけた。これは間違いだ。麒麟児は現役時代、四つ相撲なら三段目などと呼ばれたことは一度も無い。
これは、麒麟児に失礼だ。四つになったら、それほど強くなかったのは確かだけど、幕内力士相手に勝つこともあった。だから、イメージとは違う、リアルタイムの麒麟児の記憶を書いておきたい。富士桜戦の印象が、強烈過ぎるからね。
「花のニッパチ」は、後のサンパチやゴーイチといった「花の〜」と称した、たぶん最初だったと思う。北の湖、大錦、さらに若乃花が現れたが、麒麟児の台頭で初めて「花のニッパチ」が形成された、と思う。
突き押しのスペシャリストであったことは間違いないが、もっとも書いておきたいのは、麒麟児は大関候補だったということだ。少なくとも、私はそう思っている。
だって、十両優勝して、21歳で新入幕。そこから負け越し知らずで、前頭筆頭で10勝5敗。そのまま三役で4場所連続勝ち越しで、そのとき22歳。年間で三賞を4回も貰っている。
残念ながら関脇で連続勝ち越しは、この22歳のときが最初で最後だった。私は中学生だったが、大関に行けそうな、そんな記憶がある。若羽黒を見ることに間に合わなかった私は、突き押し大関誕生を期待した。
実際のところは体もそれほど大きくなく、三役定着とは行かなかったが、一瞬でも大関候補と感じさせた力士だった。それに引き技も、ほぼ使わなかったし。今の力士みたいに、引き技を磨いていたら、どうなっていたかな。
引き技がほぼ無かったってことを、何か突き押し相撲の美徳のように語られているかもしれないが、当時の突き押し相撲の力士は、引き技が上手じゃなかったっていうのが正解だろう。引き技で印象に残っているのは、海乃山や藤ノ川や鷲羽山のような小兵力士だ。
突き押し相撲で引き技が上手だった最初の力士は、「大ちゃん」の4代目朝潮じゃないかな。引き技が巧い学生相撲出身というのが、今につながる部分がある。
だから、本当に真っ正直な力士だったと、やっぱり麒麟児を一言で表せば「真っ正直」。富士桜も引き技は少なかったはずだが、富士桜は大工の棟梁みたいな風貌だったし、頑固者ってイメージ。麒麟児は童顔で、負けたときの切なさが「真っ正直」ってイメージだった。
そんな麒麟児だが、引退してNHKの大相撲解説者になってからは、その弁舌の爽やかさ、軽やかさには驚かされた。大相撲中継じゃなくて、夜9時のニュースの時間が多かった。
大相撲の解説と言えば玉ノ海梅吉や神風のような、ご意見番、喋り口調もクセが強そうな、それがスタンダードだった。それが、いかにも好青年然とした爽やかさ。説明も丁寧だった。あんな解説は、その後は見ていない。
数年前から体調が悪いのは、画面を通しても分かっていたが。若々しくて、ピチッとした髪型で解説してた映像が今でも目に浮かぶ。しかし「真っ正直」とか、「好青年」などと書いたが、私よりも7歳も先輩だったのだ。合掌。
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久しぶりに、砂かぶりの夜を更新する。4年振りだ。4年ということは、次のオリンピックが開催できるくらいに時が過ぎたわけだ。
今回、「大相撲になりました」に書いたものだけど、これは「砂かぶりの夜」の一番のテーマだったので、こちらにも書くことにした。と言っても、丸々コピーするけどね。まぁ、自分が書いたものだから良いでしょ。
では、以下に貼り付ける。
「どすこい研」は、うっちゃりがテーマだった。うっちゃりがなぜ減ったのか?その大きな原因が三つ上げられていた。この三つ、これは私がメルマガやブログを始めた当初、もっとも言いたかったことだった。
最近は「書いても無駄だろう」っぽい感じになって、書いていなかった。いや、やっぱダメだ。まだ丸くなってはいけない、まだ60歳だ。妥協してはダメだ、これからだ。元々が、吊り出しやうっちゃりが減って淡白な相撲が増えた、というのがメルマガを始めた理由だったわけだし。
だから、ことの良し悪しや、正しいか正しくないかが問題ではない。吊り出しや、うっちゃりをもっともっと見たいのだ。もちろん外掛けや内掛けや、内無双や外無双や、小股すくいもだけど、特には吊り出しと、うっちゃりだ。
原因その1、手付きをするようになったから。琴奨菊、言ってしまった。「王様は裸だ」と言った子供のように。手を付くと、胸ではなく頭で当たるから、四つ相撲よりも押し相撲が増えた。単純明快。
もう、手付きは止めにして、そろそろ良いんじゃないか。なぜ手を付いた方が良いのか、あるいはなぜ手を付くべきなのか、朝まで生テレビか何かで、徹底的にやった方が良い。論文でも書こうかな。
そして原因その2、近年の力士は型を重視する、これも私は今まで書いてきたものだ。書くときは、「最近の力士は攻め重視」というふうに表現してきたけど。これは安美錦の意見だった。
自分の型を重視するあまり、相撲の攻防というよりも自分の型になるための攻防になっている、とこれは私の言い方だけど。琴奨菊が安美錦に同調して、「自分も自分の型になれなかったら、すぐあきらめていた」と衝撃告白。安美錦自身は「自分には型は無かった」と語っていた。
淡白な相撲の大きな要因になっている、といって良いだろう。攻めは強くても残り腰が弱いから、あきらめがどうしても早くなってしまう。もちろん、これは押し相撲の増加、体重の増加とリンクしていると思われるが。
最後に原因その3、物言いのビデオ判定の画像の鮮明化、と審判委員の水戸泉の話だ。そう来たかと思ったが、これも実は私は何度も取り上げている。つまり鮮明じゃなかった時代、物言いの判定は攻めている方に有利になりがちだったという話。
攻めている状態ならば、死に体の基準も違うはずだし、足の甲が土俵をつく判断も違うはずだ。そしてこのタイミングを判断するのは、無茶苦茶難しいはずだ。しかしこれが画像が鮮明になると、どっちが先に出た、どっちが先についたが分かりやすくなりすぎる。
だから攻めている方の微妙な基準よりも、鮮明な画像を優先する方が楽だし、説得力がある。でもね、ここはよ〜く考えてほしいところだが、肉眼で見ているときは攻めている方が有利に見えている。これって、本当は大事なことだと思う。勝ったように見えた方が勝った、これが真実に思えてくる。
一番伝えたいことが、伝わっていない気がする。たぶん伝わりにくい文章になっているから・・・文章は難しいね。それでも、やっぱり私は昭和40年代の大相撲を伝えていくというのが、一番のプライオリティーだった。しっかり、貫かなくちゃ。もっと理論的に、分かりやすく書けるように頑張ろう。
何てことを書いているうちに、明日は初日だ。白鵬は大栄翔だ。白鵬には勝ち負けよりもその取口、特に立合いに注目したい、と前回書いた。予想は・・・結局は立合いに張っちゃうんじゃないの。・・・それじゃダメじゃん。
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「大相撲になりました!最強の力士」で、サイトのタイトル通りに「最強の力士」のページを作成しました。歴代の最強と思われる横綱の、瞬間最大風速を計ってみました。
年度を問わず、もっとも成績が良かった期間を、連続6場所で分析を試みました。この視点だと何度か当ブログで書いていますが、横綱玉の海の死の直前の成績が、いかに凄まじかったかが分かります。
このブログが北玉時代の多くを記してきたので、玉の海が目立つような分析をしているように感じられるかもしれませんが、逆に言うと通算の成績で判断するものは多く存在すると思いますので、私の一つぐらいは良いでしょう。
分析している横綱は、双葉山・大鵬・玉の海・北の湖・千代の富士・貴乃花・朝青龍・白鵬です。しかし改めて驚くのは、連続6場所での白鵬のベストは88勝2敗、これはさすがに圧倒的です。
その期間で負けた力士、ライバルの存在、備考欄での時代背景など、私なりの切り口で作成したつもりです。宜しくお願いします。
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白鵬が千秋楽を待たずに、優勝を決めました。今場所は初日から、土俵入りも含めて気迫に溢れてました。
14日目で3差がつくという、ここに来ての圧倒的な白鵬の存在感でした。
14日目、一番印象に残ったのは169?の照強が、190?の大砂嵐を吊り出した相撲です。
強烈なインパクト。
豪栄道も日馬富士相手に、良い相撲でした。「大相撲になりました!最強の力士」は最新記事は貴源治。
記事は⇒こちら
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私の大相撲の記憶は5歳から、昭和40年の秋場所あたりからです。当時の立合いは言うまでもなく、中腰の立合いでした。もう復活することは無いでしょう。
それでも今の、立ち上がる時だけ合えば良い、という立合いには常に疑問を持っていました。アマチュア相撲の延長線にあるように感じています。
数秒間も両手をついていたら、重心が土俵に逃げてしまうと思えました。もっと股関節に重心を残さないと、本当の立合いは出来ないのではないかと。
かつての双葉山の立合いは両手をついたものでしたが、ほぼついた瞬間に立っていました。もちろん当時は、気が合うまで時間の制限なく仕切っていた時代だから可能だったのは理解できます。
ただ意外なのは、双葉山に相対する力士は手をつかなくても立って、それで成立していました。両手をきちんとつく立合いなど、過去に存在しなかったのではないかと思いました。
しかし先日、相撲解説で貴乃花親方の「一歩目ではなく二歩目が大事です。二歩目が三歩目・四歩目につながります」という言葉を聞いて、考え方を改めました。
立合いにこだわるのは、今の立合いの一発目を重視している相撲と同じことで、昭和の相撲にこだわることではなく、新しい価値観を持つべきだと認識を新たにしました。
そこに現れたのが、宇良です。宇良は初めから、立合いの一発目の当たりに付き合う気はありません。それは残り腰がある自信の表れではありますが、新しい大相撲を見せてくれたような想いです。
立合いの一発目を重視した立合いが、淡白な相撲の大きな要因と考えていました。そして淡白な相撲が増えたことが、10年前にこのブログを始めたきっかけでもあります。
宇良は、「今のままの一発目重視の立合いでは通じないよ」と言っているような気がします。両手を土俵についても股関節に重心が残ってるよと、これは私に響いてきます。
砂かぶりの夜を始めて10年、大相撲はまた新しい時代に入ったのかもしれません。ということで、場所中ですが「大相撲になりました!最強の力士」では新しいページ、「横綱物語」を作成しました。
北の富士・玉の海・千代の富士・貴乃花・朝青龍を、通常のブログ以上のボリュウムと画像を添えての記事となっております。それなりに?、頑張りました。
北の富士と玉の海は砂かぶりの夜では定番ですが、千代の富士と貴乃花にはあまり触れていませんでした。朝青龍については初期は色々な問題があって頻繁に登場しましたが、最近はほとんど書いていませんでした。
書きながらも、新しい発見があるなぁと思いながら完成しました。時代を創った横綱の、その時代の匂いを伝えたいと思っております。
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大相撲夏場所7日目、幕下2枚目岩崎が4戦全勝で勝ち越しました。関取に王手ですね。十両の英乃海の弟です。
貴源治と貴公俊のように双子の兄弟ではありません。岩崎は小兵で動きの速い力士、また十両が面白くなりそうです。幕下付出は、矢後は3勝1敗で勝ち越しに王手ですが、水戸龍は2勝2敗の五分。
明日は貴公俊が4番相撲、4連勝での勝ち越しを掛けます。今日2勝目を上げた貴源治も、盛り返してほしいものです。
「大相撲になりました!」は稀勢の里ー御嶽海戦です。良い相撲でした。
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大相撲夏場所3日目も、熱戦が多かったですね。稀勢の里ー千代の国戦は千代の国の大善戦でしたが、稀勢の里が本当によく踏ん張りました。下半身の粘りと精神力はお見事です。
宇良も良い相撲でしたが、高安も凄い。今日は宇良ー石浦でしたので、「大相撲になりました!最強の力士」では宇良を書くつもりでしたが、高安の記事で決まりでした。この立合いを続けていけば、ひょっとするとひょっとします。
貴源治の化粧まわしは、貴乃花親方の長男で靴職人の優一さんのデザインとのことですね。兄の貴公俊とともに、高く昇って行ってほしいという想いを込めて、二匹の龍(だったと思います)が描かれています。
そして兄の貴公俊は、連勝スタートです。かなり、貴源治の十両昇進に刺激を受けたようですね。今場所は受けの粘りもあるし、攻めも厳しいものがあります。個人的には、矢後とともに勝ち進んでもらいたいと思っております。幕下の優勝争いまで・・・ちょっと早いですけど。力士名鑑:貴公俊。
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関脇が強い場所は面白い、これを地でいく夏場所です。ただ勝っているだけじゃなくて、強く勝っているところが目立ちます。
高安は独特の、両手を使ったカチ上げが効果的です。このカチ上げ、高安独特のカチ上げですので「タカチ上げ」と名付けました・・・今の無し!!
玉鷲は勝利者インタビューで照ノ富士を「大関」と呼ばず、きわめて自然に「照ノ富士」と呼んでいたのが何となく良い感じでした。32歳ですし・・・自然体ですね。
ところで貴源治ですが、思いっきり顔面にダメ押し(完全に勝負ついてましたから、ダメな方のダメ押しです)をされてました。回りからも意識されてるのでしょうか?
中入りでは、先日亡くなられた横綱佐田の山のなつかしの場面が。それにしても当時の横綱は、筋肉質でしたねぇ。
「大相撲になりました!最強の力士」も、よろしくお願いします。
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大相撲夏場所初日、稀勢の里が嘉風に敗れました。嘉風は巧かったし、稀勢の里が固さからか腰高でしたので、今日だけでは何とも言えませんね。
貴源治の関取初日、良い相撲で第一歩を飾りました。「大相撲になりました!」今日の貴源治の記事は⇒こちら。
新入幕を狙う旭大星も、旭大星らしい相撲で初日を飾りました。今場所は押し相撲と出し投げの相撲、どちらが目立つでしょうか。そして帰り十両を狙う阿炎、こちらも阿炎らしい攻めが出ました。
幕下では貴源治の兄、貴公俊も白星スタート。さらに翠富士という小兵力士、なかなか良い相撲をとりますね。十両も幕下も楽しみです。
高安と遠藤も、調子良さそうです。盛りだくさんです。
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大相撲夏場所の取組が決まりました。先日のブログで書いた大栄翔が、いきなり高安です。高安が突き押しで応戦するか、捕まえにいくか興味深いですね。応戦してほしいと思います。
十両ですが、新十両の貴源治は元気者の明正です。負けん気がありそうな力士ですから、新十両相手に燃えてきそうですね。旭大星は臥牙丸です。中に入って崩せるか、旭大星の動きの良さが分かる相撲になります。
照ノ富士と遠藤も楽しみな一番です。昨日「大相撲になりました!」で、遠藤の記事を書きましたけども、今場所は三役を決めてもらいたい場所です。照ノ富士の復調ぶりとともに、その相撲内容に期待です。
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本格派の突き押し相撲の力士が久しぶりに登場、大栄翔です。オールラウンドプレイヤー的な突き押しの力士や、引きや叩きの多い突き押しの力士と一線を画す、徹することのできる力士と感じます。
横綱・大関への挑戦、そして貴景勝や阿武咲との対戦など、楽しみな取組です。気は早いですが、新十両の貴源治との突っ張り合いも見たいですね。
突き押し相撲ですから、仕切り線から下がった立合いも見てみたいと思います。最近、あまり見なくなりましたから。見なくなった分だけ、効果はあるでしょう。対応しにくいのでは・・・。
さて「砂かぶりの夜」は北玉時代周辺の話が多いわけですが、「大相撲になりました!最強の力士」では昭和初期から現在までの記事を書いています。今回は、武蔵山のブログも書きました。
それも、昭和初期のイケメン力士ランキングの1位という内容の記事。たしかに武蔵山は、かなりのレベルのイケメンですが・・・。
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