先日は相撲誌に載っていた稀勢の里のコメントから、その謙虚さを感じました
が、同じく白鵬の相撲誌でのコメントは奮っていました。

春場所では12勝3敗で優勝を逃した白鵬でしたが、千秋楽の取組後の談話は
「今場所は良い流れだった。力負けした相撲が無く、自信になった。4連覇に
 再度挑戦する」というものでした。

これは、負け惜しみと受け取ることは出来ない言葉だと思います。
黒星の重さを知る立場の力士、天下の横綱の言葉です。

それも来場所優勝して雪辱するというのではなく、改めて4連覇を目指すと
言っています。単に勝つだけではなく、今場所(4連覇出来なかった)以上の
力を発揮して見せるということです。

春場所の相撲内容と地力では、すでに朝青龍を上回ってきたと感じられる
白鵬の、自信の現われでしょう。場所中に見舞われた腰痛も、決して表に
は出しませんでした。

双葉山を目標とし、意識しているという白鵬。確かに体型と体質・相撲振りは、
過去の力士の中でも最も双葉山に近いものを持っていると思われます。

愛想の無い勝ち方も、似てきている部分ではあります。しかし、双葉山は
ほとんど前に落ちて敗れたことの無い横綱で、その点では攻め急ぎでの
黒星が目立つ白鵬は、負け方においてはまだまだ似ていません。

もちろん完成途上の、まだ23歳ですが・・・。

大関レースを本格化してほしい力士たち、安馬・琴奨菊・把瑠都が昭和59年
生まれ、稀勢の里と豪栄道が昭和61年生まれで、昭和60年生まれの白鵬
をちょうど上下で挟んでいます。

年齢的には絶妙のバランスですが、今白鵬が見つめているレベルを考えると
若手力士も奮起して追いかけないと、数年後は平成17年の朝青龍のような
白鵬独走時代になってしまう懸念を感じる、白鵬の自信のコメントでした。

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