リンク


*タイヘイ紙相撲*

⇒紙相撲ダウンロード

⇒土俵のダウンロード
作者タイヘイ (私です)

サイト内検索

mobile

qrcode
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

ブログ著者

others

稀勢の里の相撲内容と横綱昇進基準について

0

    JUGEMテーマ:スポーツ

     

    稀勢の里の初優勝が決まりました。初日から落ち着いた相撲を見せ、さて千秋楽の白鵬戦に臨みます。

     

    今場所の稀勢の里、まずは立合いが安定していますね。両手を少し手前に引いて、重心を残して立てています。もちろん、この立合いは数場所前から見せていたのですが、横綱大関戦や嫌な相手との取組などでは前に突込み気味の立合いが顔を出すのが今までのことでした。「この場所は違うぞ」と思わせて、大事な一番で気負った立合いを見せて期待を裏切ってきた部分はありますが、千秋楽の白鵬戦の立合いは・・・今場所は大丈夫でしょう。

     

    もう一つ、相撲内容については、以前は左下手に拘る相撲が気になっていました。腰高の稀勢の里、左のかいなを返して相手の重心を自分より高くしてしまえば良いと、何度もブログで書いてきました。今場所は左のかいなが生きていますね。かいなを返して相手を起こし、それから下手を引いてから引き付けています。だから土俵際の逆転という展開にもなっていません。

     

    立合いの安定と、相手を起こすまで攻め急がない、この相撲内容は横綱に相応しい風格さえ感じます。

     

    さて横綱昇進についてですが、横審は千秋楽の白鵬戦を見ずとも昇進させたい、とのコメントを目にしました。かなり甘めの見解とは思いますが、そういう雰囲気にはなっていますね。

     

    双羽黒の廃業問題以来、横綱昇進基準が厳しくなったと、これは繰り返し言われていることですが、実際のところはどうでしょうか?昭和の大相撲でも、横綱昇進は甘かったわけではなかったと思います。

     

    栃若の黄金時代を築いた栃錦・若乃花、両雄揃って最初の昇進のチャンスを逃しています。そして、北玉時代を北の富士と築いた玉の海も最初のチャンスを逃しています。明確な基準が無く、横綱に相応しいかということを判断しなければならなかった時代ですから難しかったと想像できます。栃錦・若乃花・玉の海に共通していたのは、体が小さかったということです。千代の山は大関で2場所連続優勝でも見送られました。新大関になっての連続優勝ですので、大関在位2場所では時期尚早という判断だったと思われます。千代の山と同時代の横綱、東富士・鏡里・吉葉山は甘めの昇進でした。想像するに、東富士や鏡里、吉葉山といった見るからに横綱らしい容姿の力士には、「早く横綱姿が見たい」「もう充分に期待に応えている」という雰囲気が有ったのでしょう。数字だけではない部分が、昭和の横綱昇進には色濃く反映されています。

     

    この「横綱昇進への雰囲気」というのは、稀勢の里にも言えそうです。個人的には、昇進となれば甘い基準と感じます。しかし若くして入幕し、朝青龍への挑戦、白鵬・琴欧洲・日馬富士との出世争いというドラマを見続けてきた大相撲ファンにとっては、「横綱昇進への雰囲気」が出来上がっても当然。今回は、この昭和的な「昇進への雰囲気」を重要視しても良いのかもしれませんね。

     

     


    コメント
    コメントする