このブログは、昭和40年代の大相撲について書き始めましたので、50年代に入っての記事が少なく、隆の里に関しても、ほとんど書いていませんでした。

あの堂々とした、これぞ横綱という体躯で、真っ向から相手を吊り上げる相撲は、今も目に焼きついています。59歳という若さ。ご冥福をお祈りします。

大相撲を見始めた頃、歴代の横綱の多くは、60歳の還暦を迎えることが少ないことを知りました。

当時、理事長を勤めていた双葉山が50代で亡くなってから、羽黒山・東富士・照国・千代の山・吉葉山と、60歳を迎えることの無い訃報が続きました。

平成に入ってからは、柏戸が58歳で亡くなりましたが、医学の進歩もあってか、歴代横綱が長命になってきていました。

柏戸は現役当時から糖尿病を患っていましたが、同じ病を持っていた隆の里は、病を克服して最高位を極めただけに、残念です。

過度のストレスがあった、ということですが。

このブログでも書いておりますが、近年の大相撲の大きな変化は、力士の重量化・取組時間の短縮化、そして相撲部屋の増加です。

昭和40年代の、相撲部屋の部屋付き親方の人数を現在と比較すると、これで良いのかと思います。

他のプロスポーツの監督・コーチと比較しても、大相撲の部屋持ち親方は、その責務が重過ぎるのではないかと感じます。

また部屋によっては、部屋付き親方が多数在籍して、バランスの悪さもあります。協会主導で何とか出来ないものでしょうか?コーチ役がいなかったり、多過ぎたりというのは、力士の技量向上に大きく影響するものです。

これからの大相撲協会にとって、鳴戸親方への期待は大きいものでした。打倒千代の富士・病の克服・弟子の育成、どれも熱心な研究の成果であり、それを可能にした聡明さと根気があったからです。

その早過ぎる死を、無駄にしたくはありません。


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