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栃ノ心は不細工な二枚目です、この記事を書いてから早いもので、ちょうど5年が経ちました。

もちろん不細工とは誉め言葉で、かつて名大関貴ノ花がDVDの中で自分の相撲を、少し残す腰があっただけで器用さは無く、ただ廻しを引き付けて吊り寄りだけの不細工な相撲、と語ったところから来ています。

貴ノ花は自嘲気味でしたが、その不細工さだからこそ生まれた名勝負に感動したわけです。

昭和の新弟子とは、例えば飛び入りの村相撲で活躍したとか、風呂場でその体を見出されたとかで、16〜18歳で入門して頂点まで昇った力士が多かったわけですが、今はかなり年少から相撲を習っている場合が多く、巨漢力士でもある意味で器用です。

しばらく一進一退の栃ノ心、しかしその不細工さは変わってません。不細工な相撲の中でも一番の期待は、強烈な廻しの引き付けです。初場所での琴欧洲との力感溢れる引き付け合いは、お客さんも沸いてましたね。

ここ数年「上手は浅く」という言い回しが多いですね。私も、たまに書きますが。しかしこれは、当然ですが力士によって変わります。

先日書いた明武谷など、最初に上手を浅く引いたら、そこから深く持ち替えます。本当に力が出るところで、一気に引き付けます。それは大鵬相手でも同じでした。(その体重差は、日馬富士と把瑠都ぐらいでしょう)

大相撲の醍醐味をもっとも味わえるのが、引き付け合いだと思っています。栃ノ心は春場所も上手を深く引いて、相手を根っこから引き付けてください。


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ブログカテゴリーに、栃ノ心の特集記事を加えました。
九州場所の大活躍のすぐ後で始めるというのも、ちょっと節操が無い
のですが・・・。

最初に書いた記事は昨年の2月27日“栃ノ心は不細工な二枚目です”
が最初でした。これは名大関初代貴ノ花が、かつてのインタビューで
語った言葉から書いたものでした。

不細工とは、小細工が出来ない、武骨な真っ向勝負というふうに解釈
して、栃ノ心にも同様の匂いを感じたからです。

今のところこの記事が4本目ですが、その他にも当時対照的な力士と
して、若ノ鵬と比較したこともありました。

例によって、吊りを得意とする力士に肩入れする傾向にあるタイヘイで
ございますが、やはり嬉しいものです。

名横綱、玉の海の腰に乗せる吊り。大鵬をも吊った、長身美男の明武谷。
俵づたいに、まるで綱渡りのようにして吊りで逆転した若浪。

吊り出しは良いですね。出来れば吊られた力士が、もっと足をバタつか
せて抵抗してくれると、より美しいのですが・・・。

栃ノ心が上位に定着すれば、確実に土俵の景色は変わります。確実に
面白くなります。

吊りと同様、復活して欲しいのがソップ型。蒼国来・隆の山・竜電に
平成22年は期待したいですね。


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大相撲夏場所、新入幕場所に栃ノ心は7勝8敗で負け越しました。
前回ブログで栃ノ心を取り上げたのは3日目、3連勝した夜で、もちろん
栃ノ心を褒めた内容のものでした。

翌日から3連敗、そして8日目に土佐ノ海戦で立合いに変化し、その日から
4連敗。千秋楽までに五分の星に持っていきましたが、出島に敗れて負け越し
となりました。

負けた力士は元大関出島を初めとして、豊響以外すべて三役経験者のベテ
ラン。勝った力士は若手中心、普天王と豪風は三役経験者ですが、ベテラン
ではありません。

夏場所は本当にベテラン力士の健闘が光り、栃ノ心も相撲の奥深さを知る
ことが出来たと思います。

前回書いたように栃ノ心は器用な方ではなく、むしろそこが良いところだと
感じます。今場所ベテランの洗礼を受けたのも、本人にとってプラスになっ
たはずです。

武骨で不器用な真っ向からの相撲を見せてくれました。土佐ノ海には立合い
に変化しましたが、欧州出身力士得意の首根っこを掴んで真っ直ぐに引く、レス
リング技術を駆使したものではなく、突き落とし気味の変化でした。

欧州出身力士には珍しく?、変化が決まらないのも栃ノ心らしいとの印象で
そこから連敗したのも良薬になったことでしょう。

栃ノ心に期待するのは、スケールの大きな相撲です。恵まれた体格と体力、
その部分を巧く利用して、こういう決まり手を覚えたら勝ち越しは出来る、
みたいなレベルには落ち着かない素質(性格も含め)だと思っています。

不器用だからこそ、正攻法の相撲に磨きを掛けると踏んでいます。熱戦の
大相撲を展開する力士になると。

それにしても12日目、豊真将戦の打っ棄りは目に焼き付きました。
安馬のやぐら投げ風の豪快な打っ棄りとは足が逆の、美しい純日本風の
打っ棄りでした。

もう少し長く胸が合っていたら栃ノ心の負け、しかしもう少し早く体が
割れていれば、あの美しさはありません。

きわどい勝負だけれど、ギリギリ打っ棄りが優勢、という理想的なもの
でした。

これはもちろん偶然ではなく、腰を密着してせめぎ合ったうえで、強靭な
足腰だからこそ出来たものでした。

初日の相撲、新入幕の栃ノ心が強引に小手投げを打つ場面がありました。
解説の舞の海が「栃ノ心は投げにもセンスを感じますね」と語っていました。

私にはただ無理矢理、小手に振っているようにしか見えませんでした。
露鵬や若ノ鵬の投げに比べると、何とも不格好な投げだと感じました。

しかし、むしろそこが良いと思っています。小手投げが無理となると、
すぐに向き直り、正面から攻め切りました。

最初にこのブログで栃ノ心のことを書いたのは3ヶ月前 "栃ノ心は不細工な
二枚目です"
と題してでした。

決して器用ではありませんが、真っ向勝負の相撲です。今の土俵で、最も
クラシカルな相撲を取る力士といっても言い過ぎではないと思います。

その古典的な相撲には攻防があります。"ハズレの無い相撲を取る力士" と
呼びたいほどです。その太い足を利しての、下半身主導で攻め込む武骨な
取り口。その真っ向勝負で、土俵際もスリリングな展開を見せます。

骨が太そうな筋肉質の体。相撲も体付きも、昭和の雰囲気を感じさせる
栃ノ心。相変わらず淡白な相撲がチラチラする今場所、熱い攻防を期待
しています。

今週の "天下泰平記" を昨晩配信しました。ここ数場所、空回りだった
大関レースが今場所こそ、という想いで書きましたが、3日目は安馬と
琴奨菊は黒星。それでも今場所はちょっと違うと思っています。

"天下泰平記"その他の内容は、琴光喜への期待と、左差しの立合いを見せる
白鵬の腰の調子は大丈夫か?ですが、今日の白鵬は左足から踏み込みガツン
と当たりました。

その厳しい相撲同様に、厳しい表情を見せる白鵬。その表情の険しさから
腰の調子を勘繰りましたが、緊張感溢れる白鵬のたたずまいです。

稀代の人気力士、初代貴ノ花はかつてインタビューでこんなことを語って
いました。「私は人よりちょっとだけ残り腰があるだけで、廻しを引いて寄る
か吊るだけの、不細工な相撲ですよ」と。

確かに当時は業師タイプが多く、また同世代の横綱・大関は輪島・三重ノ海
旭國といった相撲巧者や、華麗な投げの二代目若乃花など、謙遜もあるで
しょうが、不細工と表現した気持ちは分かります。

しかしその不細工な相撲が10年以上に渡って、多くのファンに圧倒的に
支持されたのは間違いない事実です。

先場所十両優勝した栃ノ心の相撲を見ていて、この大型力士の相撲が
何故か軽量大関貴ノ花にダブって見えました。

廻しを引き付けて武骨なまでに寄り立てる栃ノ心に、貴ノ花が語った
"不細工な相撲" という言葉を思い出していました。

栃ノ心はヨーロッパ出身力士には珍しく、引き技が少ない力士です。
もちろんそれは、ほとんどのヨーロッパ出身力士がレスリング経験者で
あるのに対して、彼が柔道とサンボから相撲に進んだということも影響
しているでしょう。

その相撲振りを見ていて、まったく体型もイメージも違う貴ノ花を連想
させたのは、それだけシンプルで真っ向勝負の "不細工な" 力士が
減ってしまったからかもしれません。

不細工とは無縁の、ニコラス・ケイジのような整った顔の栃ノ心。
器用なことに走らず、正統派で不器用に突き進んでほしい力士です。

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  • あの力士この技〜栃赤城の逆とったり
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  • 吊り出しは若浪・明武谷・玉の海*どちらもキレイな吊り出しです
    タイヘイ
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  • 吊り出しは若浪・明武谷・玉の海*どちらもキレイな吊り出しです
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