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魁皇の記事をもう一度、そして大相撲名古屋場所は琴奨菊初め・・・

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    このブログは昭和の大相撲と、個性的だった昭和の力士を
    多く取り上げることをテーマにしてきましたので、今の大相撲を
    基本的には、客観的に批評しようと見ていました。

    しかし、さすがに魁皇の引退に関して書いていると、正直言って
    いい歳して、泣いていました。とうとう来るべき時が来てしまった
    のかと・・・。

    少し恥ずかしく感じるのは、福岡在住の私にとっては、やはり
    魁皇は九州場所まで頑張るのではないかと、密かに思っていた
    ということです。

    考えてみれば、相撲に対して、そして同様に自らの進退に対しても
    自然体であった魁皇が、九州場所で引退などというドラマチックな
    ことを意識していたはずもありません。

    魁皇は、最後まで魁皇らしかったということです。

    もう一つ、先日の記事で魁皇の立合いについて書きました。
    誤解の無いように書いておきますが、魁皇の立合いに下半身の
    衰えを感じたのは、序盤の一番だけです。

    最後の一番となった相撲でも、魁皇らしい立合いは見せていました。
    最後まで、きちんと修正しようとしていたと感じます。魁皇は最後
    まで、魁皇でした。

    そして話し変わって琴奨菊、同じく福岡出身です。
    書きたいことは勿論ありますし、琴奨菊の特集記事は本当に
    もう3年近く書いていないことに、自分でも驚いています。

    次回書きますが、金土日と忙しいので、場所が終ってかな・・・。
    そのときは大関昇進の結果も当然分かっておりますが、さて・・・。

    しかし大相撲名古屋場所は魁皇・琴奨菊以外でも、幕内の高安
    十両の隆の山、幕下の旭秀鵬と、以前から楽しみにしていた力士が
    いよいよ揃ってきました。

    昔流行ったコピーを思い出します。 “お楽しみはこれからだ!”


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    魁皇の通算勝利記録達成と引退と、あの立合い

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      魁皇が引退しました。
      魁皇の通算勝利記録に関しての記事を、引退の記事とともに
      書くことになるとは、思いもしませんでした。

      確かに状態が相当に悪いことは、見て取れていました。
      魁皇の最も素晴らしいところは、あの巨体で重心を常に低く、
      腰を割って相撲を取るところでした。

      だからこそ、投げに頼らなくても、見事な寄りと押しで長く大関を
      張ることが出来たのです。

      今場所アレッと感じたのは、立合いに腰が割れず、まるで自分の
      意思に反して両手が仕切り線に触れ、その瞬間、魁皇の下半身が
      若干浮いた場面でした。

      立合いに、頭の位置よりも尻の位置の方が高い魁皇というのを
      初めて見た気がしました。芸術的な立合いと言われた、名大関
      清国の立合いに最も似ていたのが魁皇だったと思います。

      しかしそのときも、「魁皇のことだから、もう一度復活を目指す
      だろう」という意識で見ていました・・・。

      そして魁皇は、平成23年7月19日、大相撲名古屋場所10日目と
      いう、何の変哲も無い日に引退を発表しました。

      常に淡々と、そして正直な言動を貫き通してきた魁皇らしい、
      フッと消えるような、突然の引退でした。


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      魁皇が通算勝利記録を更新したら

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        まぐまぐで「天下泰平記」を配信し始めて5年目に入りました。
        今回、プレイバック天下泰平記というカテゴリーを加えて、
        ちょっと前の話題を振り返ってみようと思います。

        第一弾は平成19年8月28日配信の、相撲コラム天下泰平記
        「魁皇、35歳の秋」を取り上げます。

        この時、魁皇は年6場所制以降の大関最年長記録を更新し、
        それは魁皇にとって大きな勲章となった、という感じで書いて
        います。あれから4年近く経って、気が付けば大正から昭和に
        かけて、「相撲の神様」と謳われた大ノ里の38歳での大関
        在位の記録まで抜いてしまいました。80年も前の記録を。

        通算勝利にも触れていますが、これを書いている時は、
        まさか通算勝利の記録更新までは、正直期待してしなかった
        ように思います。文章にも、その感じが垣間見えます。

        大相撲の記録達成の場合、粛々と大相撲史に刻まれるのが
        常ですが、今回の魁皇の通算勝利記録更新の時にはプロ野球
        のように、館内アナウンスと二字口での花束贈呈など、やって
        みたらどうかな、などと考えております。

        何かが変わっても良いかな、という気がしています。


        それでは以下、平成19年8月28日配信の「魁皇、35歳の秋」
        です。少し長いので抜粋しています。

        35歳までは相撲を取りたいと常々語っていた魁皇、秋場所ついに
        35歳の土俵に上がります。年6場所制以降、35歳で大関として
        土俵に上がる力士は魁皇が初めてです。昭和37年、大関琴ヶ濱が
        その最終場所を35歳で迎えましたが全休し、結局出場することは
        出来ませんでした。

        通算勝利で大鵬を抜いて第4位、上には千代の富士と北の湖、
        40歳まで現役を務めた大潮の3人です。幕内勝利もあと2勝で
        武蔵丸を抜いて第4位、上位3人は千代の富士・北の湖・大鵬の
        大横綱となれば、史上最強大関と呼ばれるのも納得です。

        二子山部屋、武蔵川部屋が隆盛の中、友綱部屋の魁皇は常に
        上位陣全員と対戦が組まれ、前述の5人以外でも武双山・琴錦・
        安芸乃島・貴闘力といった実力者、さらには栃東・千代大海・出島・
        雅山の若手の追撃も受けることとなりました。

        関脇時代の魁皇で特筆すべきは、平成7年秋場所から平成8年
        九州場所までの8場所で、合計80勝を記録していることです。
        貴乃花がもっとも充実していた期間と重なります。
        (この期間、貴乃花は優勝6回と優勝決定戦2回です)

        ちなみに大関昇進直前6場所の成績を見てみると、年6場所制以降
        大関に昇進した50人の力士のうち、60勝を超えて大関に昇進した
        のは21人、やっと4割に届いたというところです。さらにその6場所
        を関脇で通した力士は唯一人、昭和45年に大関に昇進した大麒麟、
        後に審判部で大関昇進に対し厳しい見解を示すことが多かった先代
        の押尾川親方です。

        魁皇が大関になるのは平成12年秋場所、28歳になっていました。
        8場所80勝を記録してから5年近くの時間を要したわけです。関脇
        時代にかなりのエネルギーを費やし、それが横綱挑戦のタイミング
        を逃した一因になったともいえるでしょう。

        いまだ若手の壁として奮闘する魁皇。
        1場所でも長く、その勇姿を見せて欲しいものです。


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        魁皇808勝、幕内最多勝利記録です

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          魁皇が808勝目を上げ、幕内最多勝利記録を更新しました。
          双葉山の連勝・大鵬の優勝回数・千代の富士の通算勝利に並ぶ
          偉大な記録です。見事の一言です。

          2年近く前の“魁皇の相撲と衣笠祥雄?”の記事のように
          「天下泰平記」も含めて何度か、上手投げにこだわらない相撲
          を懸命に取っている魁皇について書いてきました。

          右四つでは相撲が取れないと言われながらも、実に前さばきが
          巧く、左四つに持っていく魁皇。

          右のおっつけで圧力を掛ける正攻法、そして右上手に手が掛かれば
          浅い良い位置を引いての寄り身。

          以前の記事で書いた山田久志のシンカーや衣笠祥雄の流し打ちの
          ように、魁皇も今、怪力上手投げから見事変貌を遂げました。

          押しの相撲を前面に出し始めた頃、魁皇は度々押しから引き技に
          転じての勝利を上げ、その度に土俵上で落胆の表情を浮かべていま
          したが、この一年は堂々とした相撲が多くなっています。

          ベテランの域に達しての魁皇の相撲が完成したと言うべきでしょう。
          それを可能にしているのは前述の、前さばきの巧さと低い位置での
          おっつけ、そして浅い上手。

          それが出来るのは、今でも充分に腰が割れているからこそです。
          足の故障がありながら、若手力士相手の四つ身でも魁皇の方が腰の
          位置が低い場面をしばしば見ます。

          本当に、地道な四股を続けているからでしょう。その積み重ねが
          808個の白星となりました。

          先ほど往年のプロ野球の名選手を例に上げましたが、勝負どころを
          抑えたとか、大事な場面で打ったと、野球ならば一場面で「さすがは
          ベテラン」と評価されることもあります。

          しかし15日間の土俵を努めるという大相撲の世界で、若い力士たち
          と同じ条件下で結果を残しているのが魁皇です。

          幕内在位100場所、通算勝利1000勝など、まだまだ期待はあり
          ますが、いつも淡々とした魁皇には記録など実は無縁で、今日も淡々と
          四股を踏んでいることでしょう。


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          魁皇800勝目前

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            先日、魁皇と同じ筑豊地区で柔道をしていた方と、話をする機会が
            ありました。坂口憲二のお父さんで柔道日本一にもなった坂口征二と
            同学年で、高校時代は坂口に勝って全国2位になった人です。
            (坂口も福岡県久留米市出身)

            その後、筑豊で高校の教師をしていたそうですが、やはり中学時代の
            魁皇は有名で、各高校の柔道部がかなり誘っていたそうですが、角界
            入りしたということでした。

            2日目の大相撲中継で、魁皇のインタビューがあってましたが、
            相変わらず魁皇の人柄がうかがえる感じがします。

            魁皇の人柄という点で思い起こすのは、何年前か忘れましたが玉乃島
            との一番です。

            魁皇の小手投げで左ヒジを負傷した玉乃島、三役の常連から下位に落ち
            やがて左ヒジも少し回復し、再び上位と対戦できる地位まで上がってきて
            からの魁皇との対戦。

            相撲は玉乃島が得意の左を差して積極的に攻めましたが、土俵際で
            魁皇は右から極めて大きく振り逆転。苦痛の表情で土俵下に落ちる
            玉乃島。

            勝負が決まった瞬間、魁皇はしかめっ面をして口を大きく開けました。
            それは「ア〜〜〜」と叫んでいるようでした。(実際に声が出たかは不明)

            「ア〜〜〜、またヤッチャッタ」という叫びだったのでしょう。
            魁皇の人柄が出ていました。

            さて魁皇の800勝が目前です。高田川親方の「横綱になるべき人が
            大関で留まっているから出来た記録」なんて、ヤボってもの。本当でも。


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            大相撲九州場所展望号です

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              大相撲九州場所も、いよいよです。
              メールマガジン「天下泰平記」は大相撲九州場所展望号と題して
              先ほど配信しました。

              私の地元福岡のご当地場所ですので、魁皇中心の記事になりました。
              魁皇の記録と大関としての成績に関しては、色々なご意見があると
              思いますが、もろに魁皇贔屓の内容になっております。

              白鵬の年間最多勝、達成してもらいたい気持ちはもちろんありますが、
              先場所の翔天狼戦はやはり残念でした。出来れば「関脇以下に取りこぼし
              無し」というのを期待していたのですが・・・。

              それでも達成すれば、対戦相手は朝青龍の最多勝記録時よりも
              間違いなく充実しており、中身の濃い最多勝と言えるでしょう。

              そして関脇の把瑠都・鶴竜と、期待料込みですが小結の稀勢の里と
              豪栄道の活躍(何か毎場所書いているみたいですが)を楽しみに・・・。


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              魁皇の8勝の価値&大関の地位の価値

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                大相撲初場所で朝青龍ともう一人、進退を懸けていた力士が
                いました。もちろん魁皇です。

                8勝7敗でカド番を脱出した魁皇への、大相撲ファンの意見は
                色々かもしれません。

                魁皇に関しては「豪快な上手投げを見せて、ファンを喜ばせる存在」
                と語る相撲評論家に、私は批判的です。

                昨年から廻しにこだわらない押し相撲や、相手の腕を手繰る巧さなど、
                ベテランらしさで勝ちに行く相撲に魁皇の必死さを感じ、拍手を送って
                いました。投げを多用すれば、ケガの不安も増します。

                今場所も懸命の土俵での白星を重ねました。往年の豪快さは見られ
                なくとも、私は感銘を受けていました。

                それが、私のもう一つのブログの読者の方のブログに“テレビでは
                8勝7敗の魁皇を情けない”という評論家がいて悔しかった、という
                記事が載っていました。

                プロ野球の評論家の話ですが、私は「一つの世界で成功を修めても
                自分の基準だけでしか、物を見れない評論家ですね」とコメントで応え
                ました。「テレビに出るレベルじゃない」とも書きました。

                例えば北の富士さんがもしも、プロ野球のベテランピッチャーが技術と
                経験を駆使して、ピンチを脱した場面で「しかしこのピッチャーは完投能力
                は無いし、シーズンで10勝出来ないのなら、辞めた方が良いねぇ・・喝!」
                などと評論したら、プロ野球ファンは「それは違う!」と思うでしょうね。

                しかし大相撲ファンの中でも、今回“天下泰平記”の読者の方から「8勝止まり
                の大関は評価に値しない」というコメントをいただきました。

                私よりもずっと先輩の、戦後からの大相撲をご存知のファンの方からの
                コメントだけに、素通りは出来ません。

                確かに大関という地位を考えれば、おっしゃる通りです。最近の魁皇の
                必死の相撲内容ばかりに目が行っていたため、大関という地位への意識が
                私も抜けていたのかもしれません。

                また、もう一方で“8勝だからダメだ”との考えには少しだけ異論も
                あります。

                それは言うまでも無く “大相撲は勝てば良いという世界ではない”
                ということです。勝つことが全てではないのなら、8勝という勝ち星の数で
                価値を量るのはオカシイのではないかと、これは極論ですが暴論ではない
                と思いますが・・・。

                要は大関の地位にふさわしくないという話になり、今の大関陥落の制度の
                見直しを検討すべきという話の方向が筋のようです。

                ということで次回は、大関の現行制度に関して書いてみたいと思います。

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                大相撲初日、魁皇・稀勢の里そして白鵬

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                  私が住む福岡では、大相撲九州場所直前は夕方のNHK福岡のローカルで
                  福岡県出身力士のインタビューをします。

                  大トリの金曜日は、もちろん大関魁皇。いつもように淡々とした受け答え
                  でした。

                  足の調子は必ずしも良くないこと。そして、大関を落ちるまでは相撲を
                  取ると、さらりと答えていました。

                  それが翌日の大相撲前夜祭。九州出身力士の紹介の場面に、ファンを大切
                  にする魁皇が顔を出していなかったことで、これは重傷という印象でした。



                  今日の豊ノ島戦、厳しい相撲を強いられました。明日からの相撲が心配
                  です。

                  思えば4年前の九州場所、露骨に横綱見送りに批判的な意識を見せていた
                  大相撲専門誌の記者の質問に、淡々と当然の見送りだと答えていた魁皇。

                  かなり前に酒量についての質問に、これまた淡々と「寝酒に焼酎を2升」
                  とも答えていました。古風な力士の面目躍如。

                  淡々と痛みを堪えているであろう魁皇に、力士らしさを改めて感じます。

                  さて大相撲は初日、稀勢の里の相撲が光りました。ここ数場所、目に
                  付いていた腰高の相撲が、今日は見事に腰を割っていました。

                  とは言え、”注目する”と書いて期待を裏切られること数度、ただ今場所は
                  体が絞れているように見えますね。

                  白鵬に土がつき、波乱の幕開けともなった大相撲九州場所初日でした。

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                  大相撲モンゴル巡業、魁皇が大人気

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                    大相撲のモンゴル巡業、大関魁皇が大人気で魁皇コールまで起こって
                    いるとのこと。

                    気は優しくて力持ちという、モンゴル女性にとって理想の男性像という
                    のが大人気の理由だそうです。

                    魁皇の性格まで含めての人気というところに、モンゴル人の相撲に対する
                    感性の鋭さをうかがわせます。

                    さて魁皇ですが、秋場所に勝ち越せば、平成20年は1度もカド番場所
                    が無い、ということになります。

                    これは九州場所に横綱昇進問題で揺れた平成16年以来、4年振りの
                    ことです。ぜひ秋場所に勝ち越して、地元九州場所に臨んでもらいたい
                    ところです。

                    相撲内容については、豪快な上手投げや小手投げ以上に、右のおっつけ
                    が効いている相撲が目立ち、寄り身に円熟の巧さを感じます。

                    もちろん、おっつけが効くということは、それだけ低い体勢を保てている
                    とも言えます。名古屋場所4日目の稀勢の里戦が、特に印象的でした。

                    左の相四つで両者上手が取れず、胸を合わせている体勢で、腰の位置が
                    明らかに違いました。ピタッと低く腰を決めている魁皇、浮き上がる稀勢の里、
                    勝負の行方が見えました。

                    上から廻しを探る稀勢の里に対して、下からおっつけて上手充分となり
                    寄り切った魁皇。どっちが若手だ、という相撲でした。

                    魁皇が横綱を逃した平成17年頃、評論家の多くは「魁皇は横綱を狙わず
                    とも、豪快な投げでファンを喜ばせば良い」と語っていました。

                    それだけの相撲で、36歳で大関を張れるほど相撲は甘くは無いはず。
                    魁皇の低い体勢からの寄り身に、本当のベテランの味を感じますね。

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                    大相撲名古屋場所、お見事魁皇史上3位

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                      大相撲名古屋場所12日目、魁皇が偉大な記録を達成しました。
                      幕内勝利747勝、あの大鵬を追い抜いたのです。

                      年6場所制となったのは大鵬の入門から1年半後だから、ほぼ同じ条件で
                      の記録。私が大相撲を初めて見たときの絶対王者、大鵬の数字を抜いた
                      のです。

                      大相撲は相撲道であり、ならば当然記録を重視すべきではありませんが、
                      立派なものは立派です。

                      私にとっては大鵬という四股名にインパクトがありますが、若貴時代から
                      の大相撲ファンにとっては、魁皇は大相撲の記憶そのものでしょう。まさ
                      にリヴィング・レジェンドというべき存在です。

                      その達成を36歳の誕生日に、それも大関として勝ち越しを決める相撲で
                      決めたのです。これがプロ野球なら一旦プレーを止めて、花束贈呈ですね。

                      36歳とはいっても、魁皇は相撲を少しずつ変えながら、大関の地位を
                      守っています。全盛期の怪力振りをたまに見せつつ。

                      1つ上げるとすれば、若い頃は1枚廻しでも豪快に投げていたのが、
                      最近は廻しを全部しっかり引くことが多くなりました。

                      腰を低く、おっつけながら巧く廻しを引くからでしょう。今場所の
                      稀勢の里との左四つの相撲、廻しの位置の高さの違いが明らかでした。
                      どちらが先に廻しを引くか、予想が外れた人は少なかったと思います。

                      当たり前ですが、魁皇は今日もいつものように淡々と土俵を務めました。
                      また数字の話で恐縮ですが、今場所で幕内在位も90場所の大台、この
                      記録も朴訥な魁皇に似合っています。

                      力士らしい力士の代表ともいうべき魁皇。ケガに気をつけて、まだまだ
                      頑張ってもらいたいものです。





                      魁皇の相撲と衣笠祥雄?

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                        魁皇が頑張っています。もちろん両横綱との取組もまだですし、今場所何勝
                        するかなどということは分かりません。しかしその取り口に、ある種の感慨が
                        あります。

                        数場所前からよく見られていましたが、魁皇の取り口に押し相撲が目立つ
                        ようになりました。得意の右上手を探るようにして相手にプレッシャーを
                        掛け、腰を引かせたところで一気に押し込む相撲です。

                        最年長大関などと呼ばれてから、もういつの間にか半年を越えてしまって
                        います。35歳を前後して18番の上手投げよりも、その驚異を利用した
                        ような相撲を取る魁皇は、これぞベテランです。

                        プロ野球のピッチャーであれば、剛速球を警戒させておいて新しい変化球
                        で仕留めるようなもの。古い例で言えば、かつての阪急ブレーブスの名投手
                        山田久志が一時代を築いた後しばらく低迷し、その後シンカーを武器に復活
                        したときの感じです。

                        国民栄誉賞の衣笠祥雄も若き日は典型的なプルヒッターで、ある程度の
                        ホームランは打ててもずば抜けた数字を残せなかったのに、晩年は流し
                        打ちも覚え打点王を獲得、連続試合出場の記録を作ることも出来ました。

                        そんな超一流選手と同じ匂いが、今の魁皇の相撲にもあります。
                        3年ほど前、魁皇が横綱昇進のチャンスを逸したとき、「もう横綱はいいから
                        豪快な上手投げでファンを喜ばせてほしい」といった意見を言う評論家も
                        いました。

                        魁皇の上手投げは、当然ファンが期待するものです。しかし、"横綱は無理
                        だから、上手投げをどんどん見せて、それで9勝か10勝ぐらいでも・・・"
                        を期待しておこうと考えるには、大相撲はそれほど甘くもないし、大関の
                        地位も軽くありません。

                        魁皇の上手投げに、ある種の開放感を求めるのは見る側の勝手な感覚で、
                        実際の魁皇は、あの手この手を駆使して1勝1勝を積み上げています。





                        魁皇、ちぎっては投げ

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                          大相撲初場所の初日、朝青龍の相手は琴奨菊に決まり、いよいよという
                          感じです。

                          私は福岡在住ですので、NHKのローカルニュースでは魁皇と琴奨菊の
                          稽古風景を放送していました。

                          横審の総見で魁皇は関脇以下、幕内上位の力士と11番取り、ちぎっては
                          投げとまったく寄せ付けず好調。もちろん地元福岡の放送ですから、かなり
                          ひいき目とは思いますが。

                          もう一人の福岡県出身の琴奨菊もかなり良さそうだということですが、
                          体重が163キロにまでなったそうで、先場所が155キロだから相当
                          な増量です。

                          腰の調子が万全ではなく、そのため稽古総見は欠場したが、これは初日に
                          当たりそうな朝青龍との稽古を避ける意味もあったのでは、とアナウンサー
                          は語っておりました。あやしいものです・・・。

                          ちなみに、この福岡勤務のアナウンサー、大相撲実況のカリヤさんです。
                          信用しましょう。

                          しかし何というか、朝青龍以外の力士の話題を久し振りにテレビで見た
                          ような気がします。今場所は注目すべき力士が大勢いるのですが。注目
                          されない方が、稽古に集中できるというメリットはありますね。

                          マスコミは朝青龍一色の状況ですが、安馬の大関挑戦や豪栄道の朝青龍に
                          初挑戦など、ふたを開ければ相撲本来の内容で白熱してほしい初場所です。

                          その一番手が地元福岡、琴奨菊の初日です。

                          しかし163キロは吉と出るでしょうか。

                          テレビインタビューに見る、魁皇の状態は?

                          0
                            ここ福岡市では、九州場所前の地方ニュースは地元直方市出身の魁皇が
                            たびたびニュースで取り上げられます。今日はテレビのインタビューに
                            答えていました。

                            当然地元のアナウンサーは前向きな方向で話を進めますが、魁皇は例に
                            よって、淡々とした風情です。

                            左足の状況は、福岡入りしてからあまり良くないとのことで、それまで
                            少しペースアップしていたのが、現在は慎重に稽古を進めている状態と
                            いうわけですから心配です。

                            今は悪いが、徐々にだが良くなっているというのではなく、いったん
                            ペースを上げたのが、慎重にならざるをえなくなっているのだから、
                            非常に厳しいといえるでしょう。

                            魁皇の場合は過去のカド番のときでも、負けたら仕方ない的なことを
                            さらりと言うことがあって、今日のインタビューも決して深刻な感じで
                            はありませんでした。

                            しかし先場所の最年長大関記録や、あと1勝すれば幕内勝利単独4位と
                            何か ”魁皇、もう充分やったな”の雰囲気が漂っているような気がするの
                            は、気のせいでしょうか。

                            やはり、こういう時は大方の予想を裏切るのがノンフィクションの面白さ、
                            特に地元九州場所での大活躍の機会が少なかった魁皇に、ドラマを見せて
                            ほしいところです。

                            治療にしろリハビリにしろ進歩しているのですから、35歳でも大関を
                            張れる時代が来ても不思議ではありません。

                            常識をくつがえすような意外性のドラマを、例によって淡々とした魁皇が
                            もし見せてくれれば、大相撲の一年の納めにふさわしい九州場所となるで
                            しょう。





                            大相撲秋場所、魁皇35歳の土俵

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                              35歳までは相撲を取りたいと語っていた魁皇、秋場所にそれが現実の
                              ものとなります。横綱昇進を見送られた場所から、早いものでもう3年
                              近い月日が経ったのですね。

                              先日から ”大相撲あの力士この技”というコーナーを始めましたが、魁皇
                              の上手投げは昨今の大相撲で ”この技”と呼べる数少ない決まり手の一つ
                              でしょう。

                              魁皇の右手がまわしに届くと、観客は一段と沸きます。
                              今、この力士がこの体勢になったら、という極めつけの場面をあまり見る
                              ことができません。その意味でも魁皇は本当に貴重な力士です。

                              これから ”この技”のコーナーに予定しているのは昭和40年、50年代
                              の力士がほとんどです。得意技、自分の型にこだわる力士は、美しささえ
                              感じられます。

                              今週のメールマガジンでも触れましたが、魁皇は昇進のタイミングの悪い
                              力士でした。当時の上位メンバーの迫力は相当のもので、その中で関脇と
                              して10勝・11勝は大変なものだったでしょう。

                              魁皇の11勝の方が、横綱・大関が手薄なときの11勝よりも難しいのに、
                              手薄なときの方が評価が高く、昇進してしまうという矛盾。
                              しかし横綱・大関は当然そのときのランキングなわけですから、やはり
                              タイミングが悪かったとしか言えません。

                                       = = = = = = = =

                              朝青龍の帰国が理事会で承認されました。
                              理事会の、安易に帰国は認められないが医師の判断ならば致し方なしと
                              いう姿勢は、私は現時点でのベターであり、タイミングもこれで良かった
                              と思います。

                              ニュースなどで相撲協会が迷走しているとまで言われましたが、事が重大
                              ならば時間を掛けるのは当たり前。簡単に対応するぐらいなら、二場所の
                              出場停止という重い処分を初めからするわけがないのです。





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