リンク


*タイヘイ紙相撲*

⇒紙相撲ダウンロード

⇒土俵のダウンロード
作者タイヘイ (私です)

サイト内検索

mobile

qrcode
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

ブログ著者

others

桜の季節に、季節外れの菊よ咲け

0
    大相撲初場所、琴奨菊が優勝しました。相撲内容も素晴らしい、価値ある優勝でした。

    平成16年から17年にかけて新入幕した当時の期待の若手力士、白鵬・琴欧洲・稀勢の里・日馬富士・豊ノ島といった、ある意味同期生に近い力士の中で、琴奨菊は一番目立たない存在でした。抜群の素質の白鵬・長身で甘いマスクの琴欧洲・貴乃花並みの年少記録の稀勢の里・軽量でスピードの日馬富士・低身長なのに正攻法の豊ノ島、それぞれに話題性がある中、琴奨菊は「がぶり寄り」という相撲内容のみが話題でした。

    ブログを始めて9年目ですが、稀勢の里や豪栄道に比べて琴奨菊の記事は極端に少なく、私自身も琴奨菊には地味な印象を持っていたのかと思っていました。しかし記事を読み返してみると、ちょっと違うと感じます。稀勢の里と豪栄道に関しては、<ここが気になるなぁ><こんな感じになってほしい>ということで記事を度々書いていました。考えてみると、琴奨菊の相撲は一貫しています。記事で、<ここを、こうしてほしい>などと書く部分が無かったから、書いてなかったわけです。

    8年前に書いた記事を読み返して思い出すのは、琴奨菊が勝利のインタビューで極めて素直な笑顔で「よかったぁ〜」と繰り返していたことで、その人柄を垣間見たという感じでした。何度も書いたのは「ライバルには強いが先輩力士に弱い」というもので、これも琴奨菊の人柄の部分でしょう。そして最初に書いた琴奨菊の記事は、ケガで途中休場して再出場し、勝ち越した精神力と地力に、大関候補の資格を得たと書いたものでした。2008年の、ちょうど今日、1月26日の記事でした。

    大関に昇進した頃から、琴奨菊は上半身の筋肉が厚くなり、体重も増えました。力士の筋肉トレーニングと体重増加には基本的には否定的な私は、多少危惧する思いでした。特に、筋肉が張りすぎると肉離れ的なケガをしやすいことを心配していましたが、その後に胸の筋肉に故障を起こしました。しかし筋トレから体幹を中心にした稽古に切り替えたとテレビ中継で聞いて、期待が膨らみました。かつては投げに弱かった琴奨菊が、今場所は日馬富士・大きな碧山・優勝を決めた一番の豪栄道と、投げに近い突き落としで決めました。これは体幹がしっかりしてこその決まり手で、琴奨菊は本当に努力したと分かります。

    師匠だった琴桜も、度重なるケガを乗り越えての横綱昇進でした。綱取りとなる春場所、「桜」の季節に季節外れの「菊」が満開になる、今年の春です。



     

    大相撲九州場所展望号配信で、テーマは琴奨菊の固く締めた廻し・・・

    0
      大相撲コラム「天下泰平記〜大相撲九州場所展望号」を配信しました。記事は⇒こちら

      一年納めの九州場所がテーマなのに、記事の内容は琴奨菊の固く締めた廻しについてが、メインになってしまいました。

      そのつもりは無かったのですが、琴奨菊の廻しに関する話題をネット上で目にして、ちょっと変だなと感じていましたので・・・。

      変だなと思うと、つい脱線して長々と書き込んでしまうのが悪い癖です。

      若手力士の活躍も楽しみです。
      上位初挑戦の栃乃若、十両では隆の山・旭秀鵬・勢、幕下では明月院・竜電。BS放送も復活しましたしね。

      今回はメルマガ配信のお知らせで記事も短いので、試しに文字を大きくしてみました。自分でも見辛くなってましたので・・・。


      にほんブログ村 相撲・大相撲⇔ランキング参加しています。ポチッとお願いします。



      琴奨菊は横綱を狙えると3年前に書いて・・・、違うけど似たような意味かな

      0
        琴奨菊が大関に昇進しました。
        ここ何回か琴奨菊の記事を書いておりますが、大関昇進条件を主旨にして
        琴奨菊個人に関した内容からは少し外れてましたので、改めて・・・。

        何となく感じることですが、琴奨菊は熱心な大相撲ファンは別として
        決して有力な大関候補と認識されていなかったように思います。

        大型力士の琴欧洲と第二次審査の小兵豊ノ島の入幕、翌場所は18歳の
        稀勢の里と個性豊かな日馬富士(当時安馬)の入幕。一足先に活躍していた
        白鵬を含め、有望若手力士が幕内に揃った直後の入幕でした。

        十両の頃は体格もまだ細く、キャラクターがハッキリとした、ほぼ同期の若手
        力士に比べて、かなり地味な新入幕との印象でした。

        若手力士が大関候補と意識されるには、まず相撲内容で注目されるという
        ことが多いものです。例えば千代大海、強烈な突っ張りで上位陣を脅かし
        ました。栃東も速攻と相撲の巧さが際立っていました。

        大関候補として、極めて分かりやすい相撲でした。もちろん魁皇や武双山も
        しかり。対して琴奨菊、地味ながらも強さの伝わり方は独特でした。

        かなり前のことですが、当時三役から幕内上位という同じような位置にいた
        安美錦との対戦で、安美錦の四つである右四つになって両廻しも取れず、それ
        でも構わず寄り切った相撲がありました。

        相撲巧者の安美錦が何も出来ず土俵を割るのを見て、両者の地力の違いに
        驚きました。琴奨菊は地味ながらも、むしろ驚きをもって大関候補となった力士でした。

        やがて右四つでの寄りもですが、得意の左四つでは廻しを引けなくとも相手を
        圧倒する場面が増え、さらには両差しになられても小手投げで豪快に逆転と、
        不利な体勢での勝利が目立つようになります。

        そして左四つ充分でのがぶり寄りも磨かれ、琴奨菊の型が出来上がりつつ
        ありながらも、それでもかつては一つの懸念材料がありました。

        3年前の9月に書いた記事で、琴奨菊は同年代のライバルには強いが、先輩
        力士に弱い面を指摘しました。しかしあれから3年経って、当時の先輩力士の
        ほとんどが土俵を去りました。そして、今・・・。

        実際、現在琴奨菊が分の悪い力士は、本当に少ないです。琴奨菊の今の姿は、
        考えてみると3年前に分かっていたことかもしれません。

        大相撲九州場所、横綱を狙える大関の登場です。


        にほんブログ村 相撲・大相撲⇔ランキング参加しています。
        ポチッとお願いします。
         

        琴奨菊の大関昇進条件、また書きました

        0
          大相撲秋場所は十一日目、場所を盛り上げてきた琴奨菊と
          稀勢の里がともに敗れました。

          稀勢の里は、腰をグッと割って当たる本来の立合いが出来ず、
          以前の、先に両手を付く立合いになっていました。日馬富士が
          相手ということで、何か意識するものがあったからでしょうか。

          さて、琴奨菊。大関昇進に向けて正念場がやってきました。

          先に言っておきたいのですが、名古屋場所終了後の7月29日に
          「琴奨菊と大関昇進基準」を書きましたが、これはあくまでも
          直前3場所だけでなく、6場所ぐらいの安定感を見るべきという
          ことを主旨としてました。

          名古屋場所後に琴奨菊が大関昇進すべき、と受取られたかも
          しれませんが、私も名古屋は昇進見送りで妥当だと思います。

          今場所は昨日で2敗目。栃煌山にやられました。
          最近の琴奨菊の特徴とも言える、不利な体勢での凌ぎがあり
          ませんでした。凌げる相手なら、昨日も両手で抱えて踏みとど
          まっていたでしょうが、攻撃相撲の栃煌山には、巻き替えに
          いきました。少し安易な動きではありました。

          残り4日、臥牙丸・日馬富士には負けられません。
          白鵬と把瑠都相手に、1勝1敗で12勝。見ている方としては
          面白い展開です。

          それでは先場所後に続いて、大関昇進の条件に関して・・・。

          多くの方が思っているでしょうが、先場所大関獲りの琴奨菊
          が11勝を上げ、大関昇進とは関係の無かった鶴竜が10勝。
          それが直近3場所ということで、琴奨菊の昇進基準が12勝、
          鶴竜が11勝という逆転現象が起こりました。

          以前魁皇の記事で、魁皇が8場所で80勝を上げていた時に
          大関に昇進していれば、実際の大関昇進時は、横綱昇進と
          なっていただろうと書きました。

          関脇で直近8場所で80勝という数字は、大関昇進時の直近
          3場所で大勝ちした力士でも、ほとんど出来ていない数字です。
          それも、若貴・曙・武蔵丸・貴ノ浪の時代に。

          もし今場所、琴奨菊が11勝となった場合、関脇4場所で43勝の
          成績はどう評価されるでしょうか。「直近33勝+10勝」です。

          一つだけ気になるところ。それは数字のことを考えると、琴奨菊
          の相撲が、引き算で見られているような気がするところです。

          勝って並べた白星を見るよりも、33勝まであと何敗、みたいな
          マイナス査定をしているような雰囲気が、ちょっとだけあります。

          やっぱり現役の大関、把瑠都と日馬富士を相手に、大相撲ファン
          を唸らせる大熱戦を見せることが、まず第一ですね。

          もの凄く、強い勝ち方をしているのは間違いないのですから。

          まぁ数字にこだわって書きましたが、琴奨菊は数字にこだわらず、
          集中して良い相撲をしてくれると思います。


          にほんブログ村 相撲・大相撲⇔ランキング参加しています。
          ポチッとお願いします。

          大相撲秋場所展望号で天下泰平記配信しました

          0
            大相撲秋場所展望号、天下泰平記を配信しました。

            「天下泰平記」 記事の方は⇒コチラから 

            日馬富士の綱獲りについては、優勝争いの展開がポイント。
            鶴竜の11勝は可能性大、といったところです。

            琴奨菊は12勝がメドですけど、これは面白そうです。
            先場所の日馬富士・豊ノ島の黒星は、対戦成績から極端ですが、
            ケガ負け的なもの。

            逆に精神面の弱さを指摘された、若の里戦・隠岐の海戦。
            投げの強い若の里、懐の深い隠岐の海、これは琴奨菊の苦手と
            するタイプですので、精神面うんぬんよりも、むしろ力負けだと
            思います。もちろん地力から言えば、連敗はしないでしょう。

            などと星勘定していくと、琴奨菊の12勝はあり得る数字となり
            ますが、これは予想するより「楽しみです」ということで・・・。

            そして何の根拠も無く、稀勢の里戦が白鵬・日馬富士・琴奨菊
            鶴竜の、大きなポイントになる一番と予想します。

            何となくですね・・・。

            にほんブログ村 相撲・大相撲
            ⇔ランキング参加しています。
            ポチッとお願いします。

            琴奨菊と大関昇進基準

            0
              先日も触れましたが、琴奨菊の特集記事のカテゴリーを3年近くも
              更新していなかったのは、我ながら意外でした。

              稀勢の里や豪栄道では、もう30に迫ろうという数の記事を書いて
              いるのに、琴奨菊の記事は今日で8本目。

              しかし考えてみると、琴奨菊については3年前から今の特徴とも
              言える、「右四つでも寄っていく」「廻しが引けなくても寄っていく」
              という相撲を既に見せています。当時の記事を読み返すと、そう
              書いています。

              結局、稀勢の里や豪栄道に対しては、言いたいことや気付いたことが
              頻繁で、ついつい書くことが多くなり、琴奨菊は先日の日馬富士にも
              通じますが、この3年間、自分の相撲を貫いてきたということでしょう。

              さて大関昇進基準について、直近3場所33勝に関しては、まぁ良い
              でしょう。しかし、テレビにしろ新聞にしろ “33勝” を取り上げ過ぎと
              感じますね。33勝未満だったので今場所は無理〜〜と勝手に判断
              されてるようで、・・・何となくイヤです。

              昭和の大関昇進は、千秋楽にドキドキとワクワクがありましたよ。
              「昇進できるのかなぁ・・どうかなぁ」というね。何たって昇進基準が
              マチマチでしたから。

              でも、本当はマチマチであるべき部分も必要では、とも思います。

              例えば、上位力士が2横綱と5大関という7人での3場所33勝は
              1横綱2大関で上位が3人の33勝よりも、当然難しいわけです。

              前者の場合、それだけ難敵揃いの中で好成績を上げても
              「5人も大関がいるから」と言われるかもしれません。不公平な
              感じはありますね。

              平成十四年の琴光喜の34勝での見送り時は、2横綱4大関。
              (両横綱休場ですが)直前の出島と雅山の大関陥落の影響も
              大きかったですね。

              後者の場合は、上位力士に全敗しても33勝の可能性はあります。
              楽に見えます。ただこの時点で上位が3人ということは、ランキングに
              すれば、第4位となります。そこで好成績ならば大関の声は当然。

              という風に、その状況によって大関昇進基準は多少変わっても
              当然なのだから、3場所33勝は結構ですけど、それを声高には
              言われたくないかな・・・という感じでしょうか。

              もちろん、相撲内容や安定感・将来性など、数字以外の部分が
              どれだけ大関昇進基準に加味されているのかも、気になります。

              ところで昭和の大関昇進基準は甘かったとよく言われ、実際に
              そうなんですが、直近6場所での成績を見れば、実は大差無いん
              ですよ。昔で58勝前後、今で60勝前後ぐらいです。

              少し前で言うと若の里、平成十四年から十六年ぐらいまでは
              本当に強くて安定していました。若の里は3場所33勝のための
              “12勝の壁”を意識し過ぎて大関を逃した、という印象があります。

              その若の里が琴奨菊の “12勝の壁” になったのも、巡り合わせ
              ですね。

              琴奨菊に関しては、名古屋場所の見送りは妥当だとしても、
              大相撲秋場所では、魁皇引退によるランキングアップと直近6場所
              の実績を考えれば、11勝でも当確とすべきだと思いますが・・・。

              たぶん、33勝の数字が躍るんだろうなぁ・・・。

              にほんブログ村 相撲・大相撲⇔ランキング参加しています。
              ポチッとお願いします。

              大相撲秋場所、琴奨菊の型がはまった4日目でした

              0

                大相撲秋場所、4日目まで2勝2敗という成績ではありますが、
                今場所の琴奨菊の勝った相撲は、実に琴奨菊らしい型による勝ち方
                をしています。

                初日の魁皇戦もそうでしたが、4日目の栃乃洋戦も本来の体勢です。
                上手を取る位置が良いのはもちろんですが、左の差し手が生きている
                のが効いています。

                序盤で両横綱に当たりましたが、充分に左を差させてくれませんでした。
                この展開になれば横綱でも危ない、という型を今持っている力士ですが、
                それだけ警戒もされていました。

                横綱でも琴奨菊に左を差されるのは、相当に嫌なのです。脇の甘さと
                いう課題は残りましたが。

                「一つで大関、二つで横綱」と前にも書きましたが、そういう意味では
                琴奨菊は大関候補のイメージがくっきりと感じられます。

                本領を発揮する予感が膨らむ、ここまでの勝ちっぷり。
                初日・2日目と続けて書いた、安馬と豪栄道も良い流れの相撲です。

                一気に突っ走ってほしいところですね。

                にほんブログ村 相撲・大相撲⇔ランキング参加しています。







                大相撲秋場所、琴奨菊の巻き返しに期待

                0
                  秋場所に向けての期待の力士ということで、今日は琴奨菊について
                  書きます。大関への足掛かりへ、後一歩のところまで迫っていた琴奨菊
                  の、今場所の巻き返しや如何に。

                  琴奨菊は横綱・大関にとって、やりにくい力士です。その割には、
                  あまり嫌がられているという感じではありません。

                  例えば朝青龍は、琴奨菊を苦手にしていません。しかし正面から四つには
                  組みません。上手側に重心を持っていき、投げで決めようとします。

                  琴奨菊と胸を合わせたくはないのです。優勝した春場所がそうでした。
                  この一番、途中で上手が切れた琴奨菊でしたが、かまわず寄りました。
                  正面から組むと、朝青龍も苦戦します。

                  琴奨菊は、がぶるから相手よりも重心が低くなるというのもありますが、
                  その体型にも優位性があります。

                  あの頑強な肩幅と胸板で、かいなを返されると相手の体は浮きます。
                  おっつけて上手を狙うよりも、踏み込んで、かいなを返して相手の上手を
                  近くしてから充分の体勢に持っていく、そういう相撲が見たいですね。

                  密着出来ずに、引き技で落ちるという場面もありました。密着するため
                  には、立合いの当たりと踏み込みも大事になります。

                  かつての武蔵丸(体のサイズは違いますが)のような、かいなを返して
                  相手の体を浮かせる相撲が、琴奨菊の理想だと思います。

                  トレードマークのがぶり寄りも、琴奨菊の場合は上手を引くことよりも、
                  かいなの返しとセットと言えるでしょう。

                  よく比較される、部屋の大先輩である元大関琴風のがぶり寄り、今でも
                  ときどきDVDで見るのですが、かなりムゴいがぶり寄りです。

                  がぶりながら、がぶり寄りの体勢に持っていくような強引さ。激しく
                  小刻みのがぶり、そして鬼のような形相。

                  琴風は、腰の重い力士の形容である「砂袋」のような体付き。完全に
                  下半身主導の相撲が取れました。そういえば筋トレの影響からか、「砂袋」
                  タイプの力士は、今ほとんどいないですね。

                  琴奨菊は重心こそ低いのですが、上半身も発達しバランスは砂袋では
                  ありません。琴風のがぶり寄りとは異なるでしょう。まず体勢を作っての
                  がぶり寄りですね。

                  腕力をもっと付けて、上手投げを見たいという意見もあります。
                  もし投げ技を身に付けるとしたら、上手出し投げが良いと思われます。

                  今の琴奨菊は、結構体重があります。となると、後方に重心がかかると
                  厳しい部分があります。無理な投げは呼び込むことになります。

                  前傾姿勢のままで仕掛けられる上手出し投げを、がぶり寄りとセットで
                  やると面白いでしょう。かつて「怒涛の寄り身」と呼ばれた横綱東富士も
                  巨漢力士でしたが、上手出し投げを得意としていました。

                  琴奨菊で気になるのは、ライバル力士に強い面がありますが、先輩には
                  決して分が良くないところです。礼儀正しい好青年?それは土俵を降りて
                  の話、年上の力士にもっと厳しい面を出してほしいですね。

                  最初に書いた、横綱・大関にとってやりにくい相撲なのに、嫌がられない
                  というのは、性格も関係しているかもしれません。インタビューを聞いて
                  いても、あまりにも好青年。

                  一癖も二癖もありそうな部分を、隠すような受け答えの豊ノ島。
                  丁寧な口調ながら、顔は怒ったようなままの稀勢の里。にこやかな琴奨菊、
                  まさに3人3様。

                  普段はもっとも温厚な表情でも、土俵では鬼の形相でムゴい相撲を見せた
                  琴風がお手本でしょうか。

                  「ひとつで大関、ふたつで横綱」と言われます。琴奨菊は、まず一つを
                  完全に自分のものにして、大関を掴んでほしいと思います。

                  にほんブログ村 相撲・大相撲

                  琴奨菊はブログとともに、さらに個性的に

                  0
                    琴奨菊のブログが人気だそうですね。

                    高見盛は別格として、土俵入りで拍手が多い関脇以下の力士というと
                    安馬に稀勢の里・豊真将といったところです。実力では遜色ない琴奨菊
                    に拍手が少ないのには、以前から気になっていました。

                    それが夏場所は少しずつ、琴奨菊への拍手も大きくなっていました。

                    ライバルの安馬・稀勢の里とは同格の拍手がほしいと常々思っていました
                    が、福岡在住の私にとっても、福岡県出身の琴奨菊が全国区の人気を得る
                    のは、うれしいものです。

                    ここ2場所は8勝止まりですが、やはり初場所前半の快進撃と、再出場後
                    の後半戦の頑張りが強烈な印象を残しています。

                    上手を引けなくても、右四つの状態でも、寄れるようになった琴奨菊ですが
                    裏を返せば、得意の型になることが少ないとも言えます。

                    しかし左四つ右上手にならなくても、強引に攻めるところが琴奨菊の長所
                    だと思います。投げの強い両横綱に対して、止まってしまうことは琴奨菊
                    が最も避けなければならないことです。

                    多少無茶でも、イケイケドンドンの相撲で良いと思います。上位陣はこれ
                    から、大型力士が増えてくるでしょう。大関を狙うにはさらなる強引さが必要
                    になってくるように思われます。

                    がぶり寄りの先輩、元大関琴風は優しい顔をして、本当に強引な"がぶり"
                    だったような記憶があります。

                    快勝した後、花道で破顔一笑する琴奨菊の個性は、ブログでも知られる
                    ようになったことでしょう。その個性をさらに濃くするような強引な"がぶり"
                    を来場所に期待したいところです。土俵入りの拍手の多さも。

                    琴奨菊のがぶり寄りは完全復調しているか

                    0
                      琴奨菊のヒザの具合は、どこまで復調しているのでしょうか。たいへん気に
                      なるところです。

                      初場所7日目までの琴奨菊の相撲があまりに素晴らしかったので、先場所は
                      内容・成績ともに大相撲ファンにとって満足できるものではありませんでした。
                      朝青龍戦は見事でしたが。

                      初場所は、琴奨菊の相撲の型が完成したと感じるほどでした。今の体と技術
                      を生かしきった、充実した相撲内容は大関近しと思えました。型が出来たと
                      いう意味では、安馬や稀勢の里に完全に差をつけていました。

                      先日の琴欧洲のときにも書きましたが、部屋の大先輩である元大関琴風とは
                      がぶり寄りで共通していましたが、ヒザのケガまで共通してしまいました。

                      琴奨菊と琴風、同じがぶり寄りでも微妙に違います。琴奨菊は広い肩幅と
                      厚い胸板で、あおるように豪快にがぶります。琴風は対照的に上半身の厚み
                      は大してありませんでしたが、重い腰が特徴で小刻みに激しくがぶりました。

                      両者のがぶりを比較すると、腰の重さを利しての琴風は、体を預けるように
                      して寄っていたのに対し、琴奨菊は差し込んでから寄る相撲なので、琴風の
                      がぶりよりもヒザを深く曲げる必要があります。

                      もちろん2度もケガをし、関脇から幕下まで落ちた琴風よりは軽傷ですから
                      心配もほどほどに、期待したいですね。

                      琴奨菊の凄いところは、廻しを引けなくてもがぶれるところで、これは琴風
                      には出来なかった芸当です。

                      それにしても琴風は、本当に安定した成績を残した大関でした。
                      在位22場所で皆勤21場所、勝ち越し場所が20場所、2ケタ勝利が
                      13場所、8勝7敗は最後の勝ち越しを含めて、たったの2場所。

                      初場所の琴奨菊には、ひょっとしたら大勝ちするのではとのワクワクした
                      ものを感じました。安馬や稀勢の里には、まだ感じたことの無いものです。

                      あのワクワクした感じは、確かに"大関" を意識させるからこその、ワクワク
                      だったと思います。

                      完全復調しているか、ワクワクとドキドキが半々です。

                      大相撲12日目、琴奨菊 “よかった”

                      0
                        琴奨菊がやりました。今場所は初日に勝ったものの本来のがぶり寄りの相撲
                        は見られず、ケガの影響は隠し切れない不安なスタート。先場所の快進撃が
                        あっただけに、残念な思いで見ていました。

                        まだ本調子とは言えない状態でしょうが、朝青龍戦の相撲は見事でした。
                        琴奨菊の良さはがぶり寄りの型だけではなく、そのかいなの返しの巧さに
                        あります。それは、肩幅の広さという大きな特長も生かされています。

                        上手からの攻めが多い外国人力士、おっつけ主体の攻めを見せる若手力士
                        が多い中で、琴奨菊のかいなの返しは際立っていて貴重な存在、スケール
                        の大きさも感じさせます。

                        部屋の大先輩、元大関琴風のがぶり寄りには無い、豪快な寄り身。
                        先場所、ケガをする前までの黒星は両横綱だけという成績で、内容も見事
                        な相撲が多かった琴奨菊でした。ケガが長引かないことを祈るばかりです。

                        まことに実感がこもった、インタビューでの “よかった”でした。

                        そして白鵬ー千代大海。千代大海は白鵬に負傷させられた右腕でノド輪を
                        仕掛けるという、ある意味で因縁めいた対決でした。今場所は右手からの
                        攻撃がまだ万全ではなく、しかし白鵬戦では、思い切って右腕を使ってき
                        ました。

                        ちなみに白鵬の背中には、千代大海が突き落としを決めたときの、大きく
                        て真っ赤な手形がくっきりとついていました。

                        気になったのは両横綱の敗戦の解説です。舞の海とゲストは “両横綱の気迫
                        の空回り”を上げていました。

                        これには少し違和感があります。土俵ではプロとプロが対戦しているわけ
                        ですから、“横綱の空回り”と言う前に、勝者について語ってほしいと思い
                        ます。まして千代大海は天下の大関です。

                        そういえば13日目の朝青龍の対戦相手も、天下の大関、琴光喜です。
                        荒れない春場所が、荒れる春場所となるでしょうか。

                        いよいよ明日から大相撲、やはり大関レースに注目です

                        0
                          荒れる春場所が始まります。私が住んでいる福岡では、魁皇と琴奨菊の
                          稽古風景がニュースで流れていました。

                          魁皇は先場所よりも、少し仕上がりが遅れているということで心配です。
                          場所ごとに挑戦者が強力になっている現実、厳しい場所になるかもしれ
                          ません。

                          ただ、今の魁皇の相撲には趣深いものも感じます。右上手を狙う魁皇に
                          対して腰を引いて構える相手を、そのまま押しで持っていく相撲は、速球
                          派で鳴らしたピッチャーが、そのイメージを利用して技巧で勝つような、
                          味わいのある相撲です。

                          そしてやはり今場所の期待は、どこまで大関レースが本格化するかという
                          ところです。佐渡ヶ嶽部屋の稽古風景、今まで兄弟子に歯が立たなかった
                          琴奨菊が、琴光喜と琴欧洲に勝つ場面が増えてきたとニュースでは伝えて
                          いました。

                          両兄弟子ともに右四つ、そういえば先場所も右四つでも強引に前に出る
                          琴奨菊が見られました。以前より左の脇が甘くなったという評価もあり
                          ますが、スケールが大きくなったとも言えるでしょう。

                          "左四つの型" とうよりも "がぶり寄りの型" が琴奨菊のテーマだとすれば、
                          右四つでも前に出る相撲は、型の完成が近いことを感じさせます。

                          先場所もっとも相撲が変わった "化けた"力士でしたが、ケガのため派手な
                          結果は出せませんでした。今場所はたぶんサポーターは手放せないでしょう
                          が、ケガを直しながら結果を出してほしいと思います。

                          昨日は "日本人体型の力士" 豪栄道と土佐豊に期待と書きましたが、動き
                          の中で重心が低くなる、琴奨菊の相撲も大相撲の醍醐味を見せてくれます。

                          そして朝青龍に挑戦する初日の稀勢の里、2日目の鶴竜と楽しみな力士の
                          相撲が注目されます。

                          久々に本当の "荒れる春場所" が展開されることを期待します。

                          大相撲13日目〜琴奨菊、見事な勝ち越し

                          0
                            会心の相撲と言っていいでしょう。
                            再出場の琴奨菊が豪栄道を破り、見事勝ち越しを決めました。

                            腰の位置が比較的低い豪栄道よりさらに腰を低く、そこから胸を合わせて
                            大きくなってガブる完璧な相撲内容でした。

                            差し手を返して腰で寄る、本格的な寄り身です。

                            最近読んだ相撲誌に「ひとつで大関、ふたつで横綱」という昔よく使われて
                            いた言葉が載っていました。

                            ”この型になれば”というのを、ひとつ身に付ければ大関、ふたつ持って
                            いれば横綱になれるという言葉です。

                            今場所の琴奨菊は完全にこの ”ひとつ”をものにした感があります。
                            となれば、大関挑戦の資格を得たと言えます。

                            来場所、万全の体調で臨んでもらいたいものです。

                            ”ひとつ”をものにする難しさは稀勢の里の相撲に現れています。

                            あれだけの左四つの型がありながら、自分より小さい安馬に頭からいったり
                            しますが、もちろんそれは考え抜いた末の作戦でしょうし、だからこそ自分
                            の型を身に付けるのは難しいことです。

                            そして難しいから「ひとつで大関」なる言葉が生まれたわけです。

                            安馬の大関挑戦にも同様のことが言えるでしょう。

                            安馬の大関挑戦について昨日のお昼のブログで更新しましたが、13日目
                            などは勝負にこだわった、立合いの当たりにこだわらない相撲でした。

                            立合いの当たりと勝負へのこだわりがバランス良く展開されたとき、安馬
                            の ”ひとつ”の自分の型が出来上がると思います。そして今場所はその
                            きっかけになったような気がします。

                            琴奨菊・安馬・稀勢の里の競争を来場所は、”大関レース”と呼んでもいい
                            状況になってきました。いよいよ。

                            豪栄道もあと2番が大切です。
                            「ひとつで大関」という言葉もありますが、「焼け跡の釘拾い」という言葉
                            もあります。目指せ7勝8敗。

                            | 1/1PAGES |