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JUGEMテーマ:スポーツ

 

 

力士の重量化で、面白い相撲が見られない最近の土俵・・みたいな記事を書きましたが、近年本当に減った場面は「外掛け・内掛け」「吊り出しの時の、吊られた相手が足をバタつかせる」と思います。秋場所は確かに熱戦は多かったわけですが、まだ物足りません。写真のような場面が見られないからです。

 

写真はご存じの(?)46年以上前の、北の富士と玉乃島(当時)の横綱同時昇進時の本割と優勝決定戦です。

 

本割での玉乃島の吊り出しに、北の富士は懸命に足をバタつかせていますね。決定戦での北の富士の外掛けに、玉乃島の髷が跳ね上がっているのがリアルです。

 

この時期の大相撲の盛り上がりは本当に凄かったのですが、それは北の富士が圧倒的な強さで初優勝をしてから2年以上もの足踏みと、玉乃島が度々の準優勝ながらも綱取りに届かないという状況で、2大関に対するファンの思い入れが高まっていたことがあったと思います。

 

豪栄道と稀勢の里にも、当時と共通する部分が多少はあるかもしれませんね。

 

 

 

 

大相撲秋場所12日目、解説はお馴染みの北の富士。琴勇輝の脳震盪のくだりにて、自身が一度だけ脳震盪を起こした話をしていました。

詳しく訊こうとする吉田アナに、それ以上は話したくない記憶だという感じでした。その相撲は昭和45年初場所6日目、対福の花戦ですね。

あの「フックの花」です。見事な右の張り手で、北の富士は一発KO。語りたくない記憶なのでしょう。しかしこの場所で、北の富士は14日目まで連勝。千秋楽の優勝決定戦で玉乃島を破り、3回目の優勝を果たします。

思い出したくない記憶は、忘れられない横綱昇進を決めた場所でもありました。

ところで、琴勇輝の声に関しても賛否両論あるでしょうが、昭和初期の名大関清水川は、相手を威嚇するような声を仕切りのときに発していたとの記録があります。

もちろん清水川は「超」が付くほどの個性派大関だったようで、一平幕力士の引き合いに出すのは違うかもしれませんが。


 

"北玉時代と北の富士・玉の海"というカテゴリーを作っているくらいですから
北玉時代への相当な思い入れは、確かにあります。

玉の海に関しては大鵬・北の湖・千代の富士・貴乃花と同等の実力者
だったという書き方をブログではしていますが、玉の海ファンだったという
意識は無く、一応客観的に書いているつもりです。

むしろ北の富士を応援していた方で、デビューシングル「ネオン無情」は、
当時私は小学校の低学年でしたが、購入しました。

北の富士と玉の海(当時玉乃島)が関脇・小結で出世を競っていた、私が
大相撲に興味を持ち始めた頃、一番のご贔屓力士が廣川でした。

白黒テレビに映し出される色白の廣川は、眉と目元がくっきりとして
おちょぼ口の、いかにも"お相撲さん"といった風情でした。

相撲振りは徹底的な押し相撲。激しさという部分では、その10年後に
登場した "突貫小僧" 富士桜ほどのインパクトはありませんでしたが、
その押し相撲には、何か "純なモノ" を感じました。

小気味の良い突き押しでしたが体格には恵まれず、相手を圧倒するまで
の破壊力とは言えず、8勝7敗・7勝8敗が多い力士で、それでさらに応援
する気持ちが強くなったような気がします。

昭和39年夏場所に1度だけ小結に昇進していますが、残念ながらその
場所の記憶ははっきりせず、もう1度小結になってほしいと願いながら
昭和43年春場所後に十両へ陥落します。(ちょうど40年前ですね)

十両はテレビ中継が無いため、中継が始まると電光掲示板の廣川の四股名
の灯りが点いているのかどうか、気を揉んで見ていた記憶があります。

それも結局5場所だけ、昭和44年初場所で廣川は引退します。当時、
小学校2年生ながら、一種の空虚感を抱きました。北玉時代が実質的に
スタートしたのは、この年の秋場所からです。

北の富士の上手投げ、玉の海の吊り出しの美しさとともに、相撲人形の
ようだと形容された廣川の土俵上の一つ一つの所作もまた、美しいもの
でした。

引退後は宮城野部屋を継承しましたが、平成元年に52歳の若さで亡く
なります。もし存命でしたら、横綱白鵬入門時の、最初の師匠となって
いたわけですが・・・。

小結 廣川泰三   生年月日  昭和12年 5月28日
            没年月日  平成 元年 6月19日

九重親方の理事就任と貴乃花親方の審判部副部長昇格で、北の湖体制の
相撲協会も変革の兆しを見せてほしいところです。

うるさ型の元大関前の山の高田川親方も、理事経験者としては元長谷川の
秀ノ山親方と並んで、最長老格となりました。

同世代のライバル達がひしめいた北・玉時代。彼らが大関に昇進した頃、
さらに次の世代として登場した前の山は、柏・鵬時代のバリバリの若手の
ホープでした。

柏・鵬はともに大型力士、追う北・玉が中型であったため、187センチで
130キロの前の山には大きな期待がありました。

筋肉質の見事な体で突っ張りが得意。当時としては珍しく、横綱の柏・鵬に
対しても思い切り張り手をかましていました。

突っ張り合いの後、組み止められても体力と若さで健闘し、前の山の横綱戦
はいつも大熱戦。昭和44年春場所の中日、横綱柏戸との水入りの大相撲は
敢闘力士のイメージを決定付ける、死力を尽くした展開の大相撲でした。

昭和45年の夏・名古屋でそれぞれ12勝・13勝を上げて、ハイレベルの
成績で大関に昇進します。優勝争いもハイレベルだった北・玉と大鵬のこの
時代、北の富士と玉の海には連敗していますが、他の力士をほとんど圧倒
しての好成績、横綱を狙える大関でした。

しかし北の富士との稽古で右足を骨折して新大関場所を全休、全盛期の力を
取り戻すことなく在位10場所で大関を陥落します。

ちょうど輪島・貴ノ花・三重ノ海・大受という、さらに新しい世代が台頭、
大型で豪快な相撲の前の山は、彼ら若手の相撲巧者達に徹底的に分が悪く、
大関復帰はかないませんでした。

引退後は一門の先輩、北の富士の九重部屋の近くで部屋を興していますが、
10年前の理事選クーデターのときは、結果的には北の富士を退職に追い
込む形となり、しかし昨年の "北の富士入門50周年記念興行" の大成功の
影には高田川親方の尽力がありました。

またスパルタ指導でも知られる高田川親方は新弟子時代に6回も脱走し、
前相撲を3度取った経験の持ち主。

闘志を剥き出しにした若手時代、ケガから立ち直れなかった大関時代、
理事選のクーデターに新弟子時代の脱走。これほど人間味を感じさせる
エピソードが多い人も珍しいでしょう。

先場所新十両で健闘した玉鷲は、前の山の若手時代に風貌や体型・相撲振り
がよく似ています。敢闘力士として熱戦を見せてくれそうです。


元大関 前の山太郎  生年月日 昭和20年 3月9日

若手力士の活躍が期待される、平成20年の大相撲。
北玉時代の期待の若手力士といえば、真っ先に浮かぶのは18歳8ヶ月、
当時の最年少記録で入幕した貴ノ花です。

そして貴ノ花と同い年、19歳の若さで入幕した錦洋も注目されました。
本名の川崎で十両優勝し、昭和44年名古屋場所で新入幕を果たした時、
新しい四股名、”錦洋”は格好良い四股名だなあと思った記憶があります。

176センチ、148キロの中アンコ型。
おっつけて押していく正攻法の相撲、両差しになる巧さもありました。
何よりその童顔が、変化や引き技が少ない取り口に似合っていました。

昭和45年の春場所、20歳の錦洋は技能賞を獲得します。
この場所は以前にも書きましたが、大鵬・北の富士・玉の海の3横綱が
3人で40勝5敗という成績だった場所です。

錦洋は前頭4枚目で9勝6敗。前半は上位対戦がなく、勝ち込んだ後半に
横綱玉の海・大関琴桜に敗れますが、その善戦が認められての受賞でした。

当時の技能賞は、業師の藤ノ川・栃東が常連。他にも若浪・陸奥嵐・二子岳
などと、受賞者には個性的な曲者が多かった時代です。

千秋楽、錦洋の技能賞が決まった時のアナウンサーの
「正攻法の力士としては非常に珍しい、技能賞の受賞です」という言葉が
妙に耳に残っています。

20歳の童顔の力士。真面目一筋の押し相撲。
アナウンサーの声にも、何か温かみのようなものを感じました。

しかしその後、糖尿病の影響もあって力が発揮できず、翌場所の前頭筆頭
が最高位となってしまいます。この技能賞も最初で最後の三賞でした。

錦洋は鹿児島出身。井筒部屋で由緒ある、やはり鹿児島出身で大正時代の
関脇だった錦洋の四股名を受け継いだものです。

故郷に錦を飾る、童顔で真面目な雰囲気の錦洋には、本当にぴったりの
四股名でした。

1度十両に落ちた錦洋は、四股名を本名の川崎に戻します。
同郷の元鶴ヶ嶺の君ヶ浜が部屋の後継問題で井筒から独立、錦洋は君ヶ浜
とともに井筒部屋を離れます。

そのためか再入幕を果たした時、やはり井筒ゆかりの錦洋は名乗らず、
(名乗れず?)四股名は大峩となりました。高く険しい山を意味する大峩と
いう四股名は、故郷への想いを感じる錦洋とはイメージが違いました。

27歳の若さで引退した錦洋が、大峩という四股名で力士名鑑に載って
いるのに、少しばかりの違和感と寂しさを、何故か覚えます。


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  • 北の富士と玉乃島の対戦は、やっぱり凄かった
    タイヘイ
  • 北の富士と玉乃島の対戦は、やっぱり凄かった
    shin2
  • あの力士この技〜栃赤城の逆とったり
    赤城
  • 吊り出しは若浪・明武谷・玉の海*どちらもキレイな吊り出しです
    タイヘイ
  • あの力士この技〜栃赤城の逆とったり
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  • 吊り出しは若浪・明武谷・玉の海*どちらもキレイな吊り出しです
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  • あの力士この技〜栃赤城の逆とったり
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