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元大関大麒麟、堤隆能さんが亡くなられました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

大関大麒麟は柏鵬時代から北玉時代に掛けて「横綱になれる大関」と
言われた名力士でした。

柔らかな足腰と低い重心を利した相撲は、たぶん今の土俵で最も
見られないスタイルの相撲と言っても過言では無いでしょう。

その独特の仕切りでも有名でした。もう3年ぐらい前になりますが、
“大麒麟、昭和のパフォーマンス”と題した記事を書きました。
記事の方は⇒こちらから

ここで先日の“大相撲生中継中止”に関してつながってくるのですが、
仕切りを省いたダイジェストは、やはり別物。

大相撲にとって仕切りは当然重要なもので、それが全編見ることが
出来なかったことだけでも大相撲中継中止は残念でした。

大麒麟の時代の仕切りに思いを馳せると、仕切りで両手をつくウンヌンに
重きを置くような言説に、またも一言という気になります。

両手をきちんとついても、気が入ってない仕切りは「ダメなもんは
ダメじゃ」ということです。

大麒麟の時代の仕切り、そして立合いには、最高の“緊張感と美”が
ありましたね。


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花田勝氏が結婚とのこと。
これは花田氏の伯父、「土俵の鬼」初代若乃花の50年ほど前の
写真です。

179センチ・105キロの体で、堂々の横綱相撲です。
今なら、もっと頭をつけろ、廻しを浅くしろと怒られそうです。

初代若乃花の猛稽古は有名でした。そして稽古によって自然に
身に付けたものが本当の型・得意技と語っています。

だからこそ、どんな大型力士が相手でも自分の相撲を貫いたのでしょう。



こちらはご存知、若貴のお父さん、名大関貴ノ花の仕切り直しの
おなじみにのポーズ。闘志に溢れてます。

今見ても、格好良いですね。


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大相撲史上もっとも気迫に溢れる立合いで、対戦相手を恐れさせた力士、
その代表的な力士として横綱栃錦が、まず上げられるでしょう。

私が生まれたのは昭和35年6月ですが、栃錦が引退したのは昭和35年
5月、生でその相撲を見ることは出来ませんでした。

しかしその表情から子供心に、「厳しい人だろうなあ」とテレビや雑誌を
通じて感じていた記憶があります。

昨今の立合いの乱れについて、大先輩の大相撲ファンの方からメールを
いただいたことがきっかけで、色々なDVDを見ました。

その中で、栃錦の立合いの凄さを改めて知ることになりました。
深々と見事に腰を割り、鬼気迫る眼光で相手を睨みながら、両手を外側から
持ってくる、威圧するような大きい仕切りです。

90キロに満たない体重で大関を張ったのは、今と時代が違うとは言え
ません。東富士・照国・吉葉山・鏡里・大内山・松登等々、大型力士や巨漢
力士が当時も大勢いたからです。

立合いの乱れについて、大横綱双葉山の時代と比較して、よく語られます。
比較されるのは、この昭和20年代中盤以降の時代です。

戦後、大相撲は興行として成り立つのだろうかと危惧された時代。
そしてテレビ中継により、仕切り時間との兼ね合いも出てきました。

その中で、若手時代には両手をついていた栃錦の立合いも、変化していき
ます。大相撲は興行である以上、観客優先。テレビであれば視聴者優先と
いうことでしょう。

大相撲の存続、シンプルに言えば力士が相撲で食べていけるのか、という
危機感の中でのこと、立合いの手つきについて、後の時代の人間が言及する
のも、難しい部分があると思います。

小兵横綱にありがちな、待ったが多かった栃錦。やがて克服し、逆に
待ったをしない横綱となります。どんな体勢でも立とうと心掛けた部分と、
微妙な手つきの関係性もあるでしょう。

昭和59年秋場所、手をつかない立合いは認めないという厳しい方針を
打ち出したのも栃錦、当時の春日野理事長でした。

栃錦の幕内500勝が大記録と言われましたが、年6場所制により記録の
比較は栃若時代が1つの区切りとなりました。その年6場所制も今年で50年
ですね。

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早いもので北天佑が亡くなってから、もうすぐ2年になります。私と同じ
昭和35年生まれ、45歳の若さでした。

初めて北天佑をテレビで見たのは、入幕直前か新入幕場所のどちらかです。
それも当時から"横綱を期待されている"という紹介のされ方でした。

大相撲中継の一場面、それも期待の若手紹介という小さなコーナーが今でも
印象に残っているのは不思議です。

四股名の由来も、そのときの放送で語られていました。本当に期待の大きな
若手力士だと、その由来から感じました。28年前のことです。

183センチ・139キロ、入幕当時はもう少し細かったと思いますが、
肩幅広く重心の低い、見事な筋肉質の体をしていました。

新入幕の昭和55年九州場所は、横綱輪島が最後の優勝を果たした場所
です。長かった輪湖時代が終わりを告げる前夜、新しいヒーローを大相撲
ファンは期待していました。

兄弟子北の湖は仏頂面で筋肉質ながらアンコ型、対照的に格好良い北天佑
は次の時代を背負う存在というイメージでした。

立合いに強烈なノド輪で圧倒し、右四つ左上手を引けば、豪快な吊りと投げ
がある、"横綱相撲"を若い頃から取っていました。

翌昭和56年初場所は千代の富士の初優勝の場所。25歳の千代の富士と
20歳の北天佑、2人の格好良くて強い力士の登場に大相撲ファンは歓喜
しました。

両雄が並び立つイメージを描いていたものの、ケガもあって千代の富士に
完全に差をつけられます。

晩年は自身の無さか、立合いに頭を下げて、前ミツ狙いの相撲を見せる
こともあり、元気な頃の"横綱相撲"は影を潜めます。

当時の解説、玉ノ海さんや神風さんに「相撲が小さい」と酷評されていた
ことが、しばしばでした。

その優しそうな風貌同様に、実際に優しさを感じさせた力士で、それが
横綱を逃した一因かもしれません。

入幕と千代の富士の大ブレークが同時期だったのも、その後の千代の富士
との関係を考えると因縁めいていました。

そして同じ昭和35年の、ある2人の力士とも因縁めいたものを感じます。
私と同世代の3人の力士の関係を、また次回に。


大関、北天佑勝彦   生年月日 昭和35年 8月 8日
              没年月日 平成18年 6月23日

昭和の名大関旭国は、言うまでもなく親方としても一級親方です。昨年、
大相撲を取り巻く数々の問題が起こったとき、常に厳しい姿勢を取り続けた
元旭国の大島親方への信頼は、ブログやメルマガで何度か取り上げました。

元大関貴ノ花の二子山親方と元横綱三重ノ海の武蔵川親方は、その全盛
時代を築きましたが、大島親方の実績も負けてはいません。

現役時代、"タカちゃん" "ピラちゃん" "ゴロちゃん" と呼び合う親友同士
だった3人は、力士としてもライバル同士、そして親方としても大きな功績
を残しました。

("ピラニア"旭国は"ピラちゃん"なのに、"プリンス"貴ノ花は"プリちゃん"
 ではなく"タカちゃん"でした)

旭富士を横綱にまで育てました。柔らかい体の大型力士で相撲が巧い旭富士
は、そのイメージだけで稽古嫌いとマスコミから呼ばれましたが、その出世の
プロセスをきちんと見れば、稽古をしていないわけがありません。

そして、伊勢ヶ濱部屋から安馬・安美錦といった力士が育つわけがあり
ません。

大島部屋は現在、幕下の旭秀鵬とまだ序二段ですが旭大星と有望力士がおり
これからも名伯楽振りを発揮してほしいものです。

現役時代の旭国は174センチ・120キロの小兵大関、ニックネームは
"相撲博士" "ピラニア"。今、当時の映像を見てみて、まず驚くのは技巧派
だった旭国が見事な筋肉質の、実に力強い体をしていたところです。

昭和40〜50年代前半ですから、まさに四股とテッポウと申し合いで鍛えた
体です。

しかしそれに輪を掛けるような話ですが、当時の相撲誌を読んでいると、
大正から昭和にかけて活躍し、"相撲の神様" と謳われた大関大ノ里の体
を、"旭国の体をハンマーで打ち固めたような体"と記してあります。

大ノ里は164センチ・97キロの体で、丸7年大関を張っていました。
"相撲博士"よりも"相撲の神様"は、もっと凄い体をしていたのでしょう。

そのニックネームどおり理詰めの相撲を見せましたが、旭国の特筆すべき
ところはその守備力でしょう。淡白な相撲を見せられて、必ず考えるのは、
旭国のような力士が今の土俵に現われないかな、ということです。

単純に言うと、旭国は見ていて面白い相撲を取りました。そして同様に
面白い相撲を見せる双璧が貴ノ花でした。

昭和50年秋場所12日目、両者の2分をはるかに超える大熱戦は、多分
私が今までに見た相撲の中でベスト5には入るでしょう。

2分を超える大相撲ながら、動きが止まることはほとんど無く、また両者
ともに絶体絶命の場面を何度も切り抜ける、壮絶な勝負となりました。

旭国は昭和53年春場所にも、魁傑と"世紀の大相撲"を展開し、NHKの
中継を20分延長させ、2番組を飛ばすという離れ業も演じています。

旭国はその信条を "簡単に手を付かない、簡単に土俵を割らない" と語って
います。"簡単に" 実行できることではありません。

大関 旭国斗雄  生年月日  昭和22年 4月25日


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